からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県春日市・女性(奥様)・40代】
事前に電話予約をされオーダーメイド枕を作りに来られたお客様。予約のときに、敷きふとんも考えたい・・・と言われてありました。オーダーメイド枕の高さは、使われているマットレス(敷きふとん)の硬さ、ヘタリに物凄く左右されます。
お悩みは、いびき、首こり、肩こり、寝汗、冷え性。
歯ぎしり、食いしばりもあるそうです。そして、ほぼ1年中シャワー生活だそうです。
ご来店され、まくら本体の説明、まくらの役割を説明、中材選びの説明をし、ご納得頂けましたらまくらの中材選び、体圧測定、全身測定、側面測定を行います。
お客様は、整体で勧められた湾曲を作る枕を使用されているそうです。その枕は横向き寝で寝るときのことは考えられていない作りだそうで、夜中にはその枕はいつも行方不明になっているそうです。当店まくらと眠りのお店いろはが仕立てる枕は湾曲を作る矯正枕ではございません。もっとも首に負担をかけずに仰向け寝でも横向き寝でも適度な硬さで首をしっかり支えることで、最も首がリラックスできるオーダーメイド枕です
。(※適度な硬さで首をしっかり支えるオーダーメイド枕ですが、まくらをしてる!という感じはしません。私の脳みそでは、まくらをしてるという感じがしない感覚を言葉で伝えることが出来ません。申し訳ございません。)
湾曲を作る枕が悪いとは言いませんが、一晩中そのような枕で寝ると行方不明になるのは必然かもしれません。その湾曲矯正枕を見てないのでなんとも言えませんが、湾曲を作るということですので、枕の高さが高く、硬めの仕様になっているのではないでしょうか・・・。
測定を終え、助手がオーダーメイド枕をお仕立てしていきます。その間、私店長岡田はお客様の身体のライン、体圧測定結果を説明していきます。
最近でこそ(2018年)エアウィーヴさんもオーダーメイドマットレスを発表(まくらは既製品で対応))されましたし、山田朱織枕研究所さんでは、オーダーメイド枕はもちろん、2014年よりオーダーメイドベッドMAKURAinBEDをレンタルという形でご提案されていますが、当店導入のフィットラボシステム(FITLABO)は西川リビングのシステムで、2018年から遡ること十数年前から体型を測定しオーダーメイドマットレス&オーダーメイド枕を体型に合わせて同時に作れる、ご提案できるシステムを構築しております。(頭と胴体をそれぞれ単体で考えるのではなく、背骨は一本で繋がっていますから、頭・首・背中・腰・お尻、足までを1ユニットで考えるというのが前提にあるのです。今の時代オーダーメイドマットレス&オーダーメイド枕などは、目新しさも最新鋭という訳でもございませんが、十数年前からある西川リビング・フィットラボ(FITLABO)システムと考えると・・・やはり眠りに徹底的にこだわる最先端の寝具メーカーだと言えます。
また、オーダーメイドマットレスはちょっと・・・という方にでも、ボディーデータを参考に既製品のマットレスから簡単に自分の体型に合うマットレスをみつけることが可能です。
西川リビング・フィットラボシステムは、測定をすることで自分の体型ライン、体圧を目で見て分かる化を実現しているのです。この目で見て分かる化は、お客様にも大好評で、だから寝ている時に背中の圧迫、肩甲骨の圧迫、お尻の圧迫、腰が支えきれていないから横向き寝にすぐなるのか・・・などなどをご理解頂けております。
オーダーメイド枕が出来上がったので、2階ベッド&マットレスコーナーへ上がってもらいました。
まずは、オーダーメイド枕&オーダーメイドマットレスで寝て頂きます。ある身体の部位に体圧がかかりすぎることもなく、最もからだがリラックスした状態で眠ることができます。そして、既製品のマットレスの中からお客様の体型に合うマットレスをご提案させて頂きました。もちろん、マットレス(敷きふとん)までを見直される方は稀ですので、その時には今現在お使いのマットレス(敷きふとん)に近い硬さのもので、オーダーメイド枕の高さを調整させて頂きます。というのも、まくらの高さは、マットレス(敷きふとん)の硬さ、ヘタリに物凄く左右されるからです。しかし、あまりにも硬すぎるマットレス(敷きふとん)や、敷きふとんを使われている方に多いのが敷きふとんの厚みが7センチ以下の場合は、体型に合わせてオーダーメイド枕をお仕立てしても仰向け寝で寝た時に背中(肩甲骨)の圧迫、横向き寝のときの肩への圧迫の影響を受けやすく、この時には体型に枕の高さを合わせるというよりは、敷き寝具に高さを合わせる必要があり、この合せ方では一時しのぎの高さ調整になりますので根本を見直すには、やはりマットレス(敷きふとん)を一度見なすことをお考えになられた方が良いです。
そう考えると、オーダーメイド枕とマットレス(敷きふとん)同時購入の方は100%オーダーメイド枕の高さが合うのは必然と考えられますよね。
お客様は、オーダーメイドマットレスまではちょっと・・・と言われましたので、既製品のマットレスですが、セミオーダーメイドタイプのマットレスをご提案。腰をしっかり支えられるように簡単にセッティングできたり、若干足を高くして寝れたりと簡単セッティングができるマットレス、フィットラボ・セミオーダー・オリジナルマットレス・ウェーブΣレギュラーをおすすめしました。
マットレスに求められるのは、体圧分散性と寝姿勢保持です。
+睡眠生理のことを考えなくてはなりません。寝入りばな3時間がもっとも眠りが深く、その深さに伴い急激な代謝=発汗がおきるので湿度変化に柔軟に対応できる素材を考えないといけません。マットレス自体には柔軟な湿度コントロールは望めませんから、ウールパッドやキャメルパッドをマットレスの上に重ねる必要がございます。ウール素材やキャメル素材は、吸湿性・放湿性に優れていますので汗を素早く吸湿するときに大量の熱を外界に発散する特性(吸着熱)を持っています。蒸れずに保温性も抜群なのです。摩訶不思議なのが気温の高い夏場には、汗をかいて吸湿し放湿するときに気体になり外界から熱をとるという作用が働き涼しくなるのです。
お客様は洗濯をしたいということなので、ドイツ製ビラベックウォッシャブルウールパッドをお買い上げ頂きました。
また、当店まくらと眠りのお店いろはが一番に勧めるボックスシーツは、40番手コーマ糸使用のもちふわコットンムースです。もう気持ち良さが違います。冬は敷きパットもいらないくらい(室内環境にもよる)の保温性でおふとんの中に入った瞬間から暖かいんです。(ウールパットorキャメルパットと併用)ご提案すると「こちらもお願いします」と言われました。
納品まで今しばらくお待ち下さいませ。
ありがとうございました。
大人気の白色(ホワイト)もございます。受注を受けてから一枚一枚仕立てていきます。
40番手コーマ糸使用のコットンムース素材で、掛けカバー、敷きカバー、ボックスシーツなどお仕立ていたしますし、他にも、シルク、エジプト綿、60サテン、etc、生地を多数ご用意。一枚から御注文承ります。