良質な睡眠は買える？はい。変えるんです。

睡眠環境診断士＆ピローフィッター
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングＦＩＴＬＡＢＯシステム導入
たばこは吸わない２代目店長岡田です。

からだの「緊張」が解けると、眠りに「集中」できます。

良質な睡眠は買える？はい。変えるんです。その良質な睡眠を変えるポイントは？６つです。

①手軽に眠りを変えるなら「日常」を見直してみる。
・朝起きたら真っ先にカーテンを開け朝日を浴びよう。
・平日と休日の起床時刻の差を２時間以内におさめよう。
・１５時以降の昼寝、うたた寝、うとうとはやめよう。
・シャワーで済ませてる方は、入浴を心がけよう。
・帰宅後は、部屋着やスウェット、パンツ一丁でもいいが、入浴後はパジャマに着替えよう。
・帰宅後、パソコンでのメールチェックやスマホでのゲームは抑えましょう。
・お酒を嗜むならば就寝時間の３時間前まで。（寝酒は寝つきはよくするけど睡眠の質は悪くする）
・寝る前のスイーツは厳禁（バターは体内で分解するまで１０時間かかってしまう。）
・ストレッチなどもしてみよう。
以上、できることから始めてみましょう。

②眠りにこだわるなら「オーダーメイド枕」を作ってみる。
頚椎をしっかり支え、寝返りがスムーズで頚椎ラインを損なわない枕は眠りの質を左右する重要な要素です。まくら選びで大切なのはフィッティング。決して、まくらのパッケージの謳い文句を鵜呑みにしないことです。まくらの高さが高すぎても低すぎてもダメだし、仰向け寝の高さは違和感なくても横向き寝になったときに若干の高さが低い高いの違和感があればその枕もダメということで眠りの質は低下するので注意が必要です。ということは、星の数ほど販売されている既製品の枕から選ぶのではなく、体型に合わせて作るオーダーメイド枕が早道です。オーダーメイド枕と名が付くものはどれも同じではないのでご注意ください。オーダーメイド枕で一番大切なのは、枕の形状云々の前に測定（計測）です。まくらと眠りのお店いろはでは、特許取得の立位測定器：フルボディートレーサーを使用。
からだの背面：頭・首・背中・腰・お尻・脚（足）全身測定。
からだの側面：頭・首・肩幅を測定。１グラム単位、５ミリ単位でフィッティングして合わせます。

③もっと眠りにこだわるなら「マットレス」にこそこだわるべき。
からだの比率で言うならば、まくらの役割（頭・首（頚椎））は８％、マットレスの役割（背中・腰・お尻・脚（足））は９２％と言われております。マットレスに求められるのは、体圧分散性と寝姿勢保持なのですが、体圧分散だけを求めすぎるとお尻が落ち込み寝返りがしづらく朝起きると腰痛の原因になる場合もあり、また寝姿勢保持だけを求めするぎると、背中やお尻を圧迫し腰がまったく支えられない状態となり中途覚醒が増え睡眠の質が低下することも考えられます。マットレスで一番大切なのは、低反発、高反発、スプリング（コイル）マットレス云々の前に測定（計測）です。
まくらと眠りのお店いろはでは、特許取得の立位測定器：フルボディートレーサーを使用。
からだの背面：頭・首・背中・腰・お尻・脚（足）全身測定。
からだの背面：頭・首・肩幅を測定。
１０センチ単位で体型に合わせたマットレスをオーダーメイドで合わせてお作りすることもできますし、既製品のマットレスの中からでも的確にお客様の体型ラインに合うマットレスをご提案しております。

④さらに良い眠りを決定づけるなら「掛けふとん」にもこだわって。
掛け布団の種類は、羽毛、真綿（絹）、綿（コットン）、ポリエステルなど様々。当店まくらと眠りのお店いろはでは、寝床内気候：湿度５０％±５％ＲＨ、温度３３℃±１℃を目指したご提案をしております。寝床内気候（気象）？（しんしょうないきこう（きしょう））人間の体温は、３６度～３６，５度位ですが、これは深部体温のことで、皮膚表面は３２℃程度なのです。従って、寝具が体の体温で温められて、体温と平衝状態になるのは、３２度～３３度といえます。深部体温は入眠の前から下がり始め１～２度下がり覚醒へ向けてコルチゾールの分泌が増えるとともに徐々に体温は上がっていきます。「よく「暖かいおふとん（布団）」という表現をされるように、寝具にとってもっとも大切なのは保温です。保温が悪いと体の熱が奪われていくのです。眠りのプロショップならではの掛け布団のご提案をしております。

※画像：吸引力が違う！？１枚で２枚の暖かさ。羽毛を真綿（絹）で包んだ羽毛掛け布団。
ロマンスナイト（ロマンス小杉）

眠りのプロショップＳＡＷＡＤＡ「快眠のための寝具ー寝床内温度３３℃湿度５０％」より引用
http://www.natural-sleep.com/sn-cf-02temp_hum.html

⑤徹底するなら「五感」で良い眠りを手に入れる。
眠りの質と心は密接なつながりがあるために、こころを安らげることも眠りの質を高める重要な方法です。五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を意味します。照明、音、温度、湿度、香り、手触り、にこだわることはもちろん、掛け布団、毛布などの素材や、手触りの良いシーツやカバー、パジャマの着心地など、五感全てをリラックスさせれば文字通り良質な睡眠を手に入れることができるはずです。

⑥持続させるなら適度な「運動」を取り入れる。
体脂肪を減らす目的ならば、ウォーキングやジョギングは朝行うことが理想です。眠りの質を改善する目的ならば夕方から夜が適しています。（就寝の３～５時間前）なぜなら運動をすることで体温は一時的に上がり、徐々に体温が下がっていくのですが、この時の温度差の差が激しいほど質の良い睡眠がとれるのです。

①手軽に眠りを変えるなら「日常」を見直してみる。
②眠りにこだわるなら「オーダーメイド枕」を作ってみる。
③もっと眠りにこだわるなら「マットレス」にこそこだわるべき。
④さらに良い眠りを決定づけるなら「掛けふとん」にもこだわって。
⑤徹底するなら「五感」で良い眠りを手に入れる。
⑥持続させるなら適度な「運動」を取り入れる。

「日常」だけを見直しても、枕が・・・マットレスが体型に合っていないと睡眠の質は低下しますし、オーダーメイド枕だけ作っても、またマットレスだけにこだわってもダメ！ということなんです。やはり、トータルで考えなくては、良質な睡眠を手に入れることはできません。
とはいっても、まずは「日常」から変えてみましょう。そして、まくら、マットレス、掛け布団を買い直すこともご検討くださいませ。