からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県那珂川市・女性(奥様)】
・手引き真綿肌掛けふとん
・手引き真綿専用掛けカバー
・セミオーダーメイド枕
・セミオーダーメイド専用ピローケース
・敷き布団カバー
・敷きパット
・座布団5枚
・座布団カバー5枚
那珂川町民の人口がなんとなんと念願の5万人に達したので那珂川町から那珂川市に2018年10月1日に生まれ変わりました。まずは、おめでとうございます。
昔は福岡県筑紫郡那珂川町でしたが、福岡県那珂川市になり、同県での単独市制は1997年の古賀市以来だそうで、県内29番目、全国では792番目の市になったそうです。
また那珂川町・・・失礼。那珂川市での利便性はなんと!300円で新幹線で博多駅まで行けるのです。300円でですよ!乗車券200円、特急券100円の計300円。
もともと那珂川町に新幹線車両基地があり、博多駅で終着を終えた新幹線が回送車になり新幹線車両基地まで帰って行くのですが、その新幹線車両基地周辺の住民の方が車内が空っぽで帰ってくるなら「乗せて欲しい」という強い要望があり博多南駅が出来たそうです。それまでは博多駅周辺に通うまでは、バスで1時間近くかかっていたのが新幹線だと8分で博多駅まで行けるのです。それからの那珂川町の発展は目まぐるしく変わりました。でも発展したのは駅周辺ですが、もっと奥にいけば田舎の原風景そのままが未だに残っている住みよいベッドタウンなのです。
その那珂川市のお客様から昨日(10月10日)電話がございました。
「御座布団を見せて欲しい。ベッドのマットに被せるシーツも欲しい。枕カバーも欲しい。」
本日朝一からお客様宅へ。
(※一見様宅への寝具出張販売は行っておりません。また、当店まくらと眠りのお店いろはでは、飛び込みでの営業も行っておりません。)
座布団は普段用でいいとのことでカバータイプの座布団、座布団カバー、シーツ、敷きパットなど車に積みお客様宅へ。
お客様宅に着いて早々に座布団から見てもらいました。そして、座布団と洗い替え座布団カバーも購入して頂きました。それから、お客様の寝室に行き今使っておられるベッドを拝見し、その上に敷き布団を敷いてあるのを確認しました。
お客様は椎間板ヘルニアが悪化してからの座骨神経痛になられ、ひどくなり入院されていたそうです。手術をすすめられたそうですが、手術をするかどうかは悩んでいるということで今は近くの病院でリハビリを行っているそうです。
ベッドは折り畳みのベッドを使用されていました。しかし、真ん中部分がヘタっているようでした。腰の状況を聞くために2.3質問させて頂きました。そして、その上に敷かれてる敷き布団はカバーはされていなかったので、その敷き布団カバー、敷き布団の上にする敷きパットをベッドメイクさせて頂きました。
枕は30年位お使いのパイプ枕でした。このパイプ枕に合う枕カバーをと言われましたが、正方形の枕でした。とりあえず筒型の枕カバーをご提案すると気に入ってくださいました。しかし、枕も本当は新しく買い替えたいと言われました。
それから、ベッドの上にはタオルケットが・・・。今日の福岡は物凄く肌寒く・・・。するとお客様は寝る時は暖房を入れて寝られているそうです。この時に毛布や肌掛けふとんの話になり、手引き真綿肌掛けふとんの話になりました。ただ話だけじゃと思い、どんなのか持ってきますよと言いまして母をお客様宅に残し店に戻りました。
先に助手に電話をかけており、ある程度準備させていました。
手引き真綿肌掛けふとんと言っても、値段が違えばもちろん品質も違います。もちろん、お客様もある程度のご予算というものがあるでしょうから、とりあえずはピンからキリまで準備。また枕、マットレスのカットサンプルまでを車に積み込みました。当店からお客様宅まで約5キロです。
お客様宅に再度到着。
6点の手引き真綿肌掛けふとんを持っていきました。側生地をシルク100%の紬で織られた滋賀県近江真綿職人、北川茂次郎・ゑみ子夫妻が作った真綿肌掛けふとんをお客様に体感してもらいました。
「気持ちが良い」と言われました。
北川茂次郎・ゑみ子夫婦は、NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演されています。真綿ふとんとは、よく綿わたのおふとんと勘違いされている方も多いのですが、実はシルクのおふとんなのです。
そして、紬織りではないけどシルク100%のサテン(朱子織)の側生地の手引き真綿肌掛けふとん、(写真)側生地を綿100%の手引き真綿肌掛けふとんと掛け比べをしていきました。すると気持ち良さは、北川茂次郎・ゑみ子夫婦が作った手引き真綿肌掛けふとんに軍配が上がりましたが、若干重たいとのこと。同じ0,5キロでもシルク紬はそれだけしっかりと織られているために奥様には重たく感じられました。ということで写真の0,5キロで側生地:シルク100%/中わた:シルク100%の手引き真綿肌掛けふとんを気に入ってくださいましてお買い上げ下さいました。
また枕もセミオーダーメイドをお持ちしておりました。このセミオーダーメイド枕はシートが2枚(厚みが違う)抜き差しすることで高さ調整ができ、更には中材(パイプ)減らすことで高さ調整が可能ですのでその場でお客様の高さに合わせてあげました。もちろん、セミオーダーメイド枕ですので高さ調整も限界があることをきちんとご説明させて頂きました。
で、マットレスのカット見本を見せました。店に途中戻る前までは、マットレス(敷き布団)は硬いのじゃないと腰に負担がかかるので・・・とお客様は言われていましたが、マットレスのカット見本を見せ、私は硬いマットレスはお客様の体型には合わないことを説明させて頂きました。
マットレスとベッドは追々考えると言われました。
思いがけなく手引き真綿肌掛けふとんまでご購入くださいましたが、お客様も真綿のおふとんのことを良くご存知でしたが・・・。「真綿ふとんがあるということはすっかり忘れていました」と言われました。
手引き真綿肌掛けふとんは、日本の風土に適したおふとんの中の1枚で、1枚持っておくと本当に重宝する1枚なんです。秋口1枚、冬は毛布変わりとして羽毛ふとんとの相性は抜群ですし、春先1枚、夏は冷房と併用で1枚でOKです。また人間と同じタンパク質でできているので敏感肌の方にもおすすめですし、ホコリも出にくいので安心です。また、一番はこれが大事なのですが、保温性はもちろんですが、吸湿性、放湿性に優れていますので暖かくなりすぎての嫌な蒸れ感がかなり解消されます。と、いうことは暖まり過ぎてふとんを蹴り飛ばすことがなくなります。
実はおふとんって、ただ暖かいだけではダメなんですよね・・・。
ありがとうございました。