からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県福岡市南区・奥様】
「カーテンをしてもらおうと思って・・・」
と朝イチご来店されたお客様は毎度ご贔屓頂いている常連の奥様。
(※一見さん宅へのオーダーカーテン採寸、見積もり、取り付けは行っておりません。)
「23年前に娘の部屋のブラインドとカーテンを直さん(店長)に付けてもらってたけど、ずっと前に壊れとって、今度はもうカーテンにしてもらおうと思って・・・。」
「ありがとうございます」
「窓が二つあるけど、一つのところはカーテンが青いのがついとうけん、それに合せた色のカーテンをしようと思って・・・」
「了解です。一窓でも全然嬉しいです」
見本を広げ、青っぽい生地を見つけようとするもののまったくイメージが湧きません(苦笑)
「もう買い物とかない?ないなら今から家に行こうか?」
「今からいいと?」
「うん。いいよ」
オーダーカーテンカタログ見本帳を抱えお客様宅へ。
なるほど、なるほど・・・。このカーテン付けた付けた。懐かしかぁ~。キロニーのカーテンだ。
はいはい。このイメージで・・・。そして、壁紙にも合わせて・・・。
自分で言うのもあれですが・・・。私の柄選びは定評がございます。
まぁ~年配の方ですがね・・・。
イメージいっぱい頭に入れ、リビングで柄選び・・・。
娘様はもちろん嫁がれており、その部屋は今は使われていないけどお孫さん(小学3年生)の荷物置き場みたいになっています。
カタログ2冊、200数ページ×2の中から「これだ!」というのを選びました。
奥様も「あぁ~これいいね~。」と言ってくださいました。
お孫さんとご主人(おじいちゃん)は、二人でお昼を食べに行ってるそうです。
それから、レース選び・・・。
レースを選んでいるところに、ご主人(おじいちゃん)様とお孫さんが帰って来られました。
「誰が来とうかったと思った・・・」とお孫さん。
娘様が家を建てられたときにカーテン一式、またベッドなど全て購入頂いておりました。また、ちょこちょこ商店街を、おじいちゃんが自転車で通られその後ろにいつもお孫さんが乗っているので顔なじみでもあるのです。
「なんしようと?」
「〇ちゃんの荷物置き場になっとう部屋のブラインドが壊れとったろ。だけん、そこにカーテンばしようと思って選びよったと」と奥様(おばあちゃん)
「どれ~?」
カタログを見せて「これよ」と言うと・・・。
「これか~。〇ちゃんが選びたいなぁ~。〇ちゃんは黒とか茶が好きなんだけど・・・」
「〇ちゃんは黒とか茶が好きって言いようけど、今付いとうカーテンの柄にも色合いを合わせらないかんけん、黒とか茶は合わんと思うよ・・・。」
私も負けちゃいません(苦笑)
「ちょっと見てくる・・・」とお部屋を見に行かれました。
「そっか~そっか~」
「今付いとうカーテンも変えるならば、〇ちゃんが好きな黒や茶のカーテンでもいいっちゃない」と私が言うと・・・。
「うわっ~商売上手」とご主人様(おじいちゃん)
「いやいや、〇ちゃんが黒とか茶って言いよんしゃーけんですよ」
どこのご家庭でもそうだと思いますが、おじいちゃん、おばあちゃんは、お孫さんに弱すぎる!(苦笑)まぁ~うちのお店としては全然嬉しいことですが・・・。
おっと一窓だけを替えるつもりが、あれよあれよとい間に二窓替えることになっとう・・・・。
「〇ちゃん家は動物かっているから、自分ちでは選べないのを選びたい」と言われました。
カタログ2冊、200ページ×2冊からお孫さんのカーテン生地選びがスタート。
気にいられたのは、わざと糸をところどころフサフサさせているのがあったのですが、丈が100センチにも満たない窓で、そのフサフサは下から100センチのところについているために、200センチ以上の窓ならフサフサが映えますが、仕立てるとフサフサが窓いっぱいになります。ということを説明すると・・・。
「それは嫌だな・・・」とお孫さん。
約2時間(お孫さんがカーテン生地選び正味1時間30分)お客様宅滞在しておりました。
自分で選びきった小学3年の女の子(お孫さん)満足げです。
「良かった~。早く帰って来て。もうちょっと遅かったらあのカーテンになってるとこだった・・・」
とお孫さんの言葉。
私店長岡田・・・ただただ苦笑い。
(くぅ~。あのカーテン生地は私店長岡田が自信を持って選んだカーテン生地だったのに・・・(心の声))
今まで付いてたブラインド処分もお願いされました。もちろん、引き取って帰ります。
ではでは、選ばれたカーテンがどんな柄か・・・。
仕立て上がるまで今しばらくお待ちくださいませ。
ありがとうございました。