睡眠環境診断士/ピローフィッター
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
「敷きふとんを持って来て欲しい」と電話がありました。予算を優先か?それとも寝心地優先か?をお聞きし、お客様のご要望に合わせ商品をチョイス。
そして、午前中に配達に行って来ました。
福岡市内、取り締まりの激しいところは路駐しているとすぐに切符を切られます!なので、配達は二人体勢で、商品を運ぶのは助手の役割・・・。
すると、いっときして電話が・・・。
すると助手からでした。
「ちょっと変わるけん」
変わる?
すると・・・。
「帰りに〇〇病院の自宅にちょっと持って行って欲しいのがあるっちゃけど、自宅知っとんしゃーよね?」とお客様。
「あっ、はい。」
(やばっ!個人情報保護法とか今の時代うるさいけん知っとうとか言わんのけばよかった~と少し後悔。何故なら何を持っていくのか?その持って行く物は先方さんは知っているのか?迷惑にならないのか?安請け合いしたばかりに迷惑がかからないだろうか?など考えてました。)
「なら帰りがけに持って行って~」
「せっせっ先方さんは知っとんしゃーとですかね?」
「連絡入れとうけん」
「あっ~分かりました。なら持って行っときます」
助手は処分の敷きふとんを両手に抱え、そしてお客様が持って行って欲しいものを右手に抱えこちらに歩いてきております。
っていうか、っていうか、っていうか~、こんなことって絶対に宅配業者じゃありえんよね~。なんか地域の商店ならではの話ではないでしょうか・・・。
持って行く分には全然イヤとかないんですよ。むしろこういうことは大切したい!
だから配達の帰りがけに、お客さんの後ろ姿を見つけたときに、プップッ!とクラクション鳴らして「送って帰っちゃろうか?」と声をかけたりすることもあるんです。
こんなことって全然、私は苦に思わないんです。
「乗り~乗り~」
「いや。よかよ。運動と思って歩きよっちゃけんさ」
「いや、でもきつかろうもん!」
「いいっとって。気持だけ受けとっときます」
な~んて言われちゃったりするんですよね。
もちろん「助かった!」と言われるお客様もいらっしゃいます。
地域に根付いた寝具店を目指して・・・・?って時代は古くさいのかな?もうそんな時代じゃなくなってきてるのかもしれないけど・・・。
それでも私はこの街で根付いた「まくらと眠りのお店いろは福岡」というフラッグを降りつづけていかなくちゃ・・・と強く思っております。
ありがとうございました。