寝床内気候とは快適な睡眠環境の数値なのです。この数値は冬だけの数値ではなく春・夏・秋・冬、1年を通しての温度、湿度となります。
人間の体温は36度前後ですよね。この体温は深部温度のことなのですが、皮膚表面は32度前後なので、寝具が体で温められ体温と平衡になるには32度~33度。深部温度は寝入りばなから下がり始めるのですが、最初にどかーんとノンレム睡眠(深い眠り)に入ってこのときに深さに比例して大量の汗をかくのです。この急激な発汗による温度(寝床内気候:おふとん内の温度・湿度)は一時上昇すると共に湿度も急上昇した後低下していくのですが、湿度は体と寝具の接している面だけに留まらずに掛け寝具に30%、敷き寝具(ベッド・敷きふとん)に70%速やかに移動していくのです。このときに急激な湿度変化に対して敷寝具が十二分な吸湿と放湿(発散)できるものではないと、湿度が上がり70%80%ともなればまさに不快指数ですよね。その嫌なムレ感で体に不快感を与え目が覚めやすくなり睡眠の質の低下へと繋がるのです。また汗をしっかり吸湿、発散してくれないと湿度の逃げ場所がなくなり寝冷えと繋がり人よりも風邪をひきやすい方は寝具の影響もあるのでは?と考えることができます。
「買ったベッドマットレスの上層部には羊毛ウールが詰め込んであるから大丈夫です」と言われる方もいらっしゃいますが、マットレス自体に汗を吸収させるのは天日に干せないマットレス環境では不衛生なことなので睡眠環境診断士としてはやはり別途ウールパッドを買い足してはいかがでしょうか?とご提案させて頂きます。
この数値を実現する為には、羊毛ウールパッドが必要となるのですが・・・。
「ウールベッドパッド?あぁ~使ってますよ」という方も多いと思いますし、「私は洗濯魔なのでウォッシャブルウールのベッドパッドを使ってます。また合繊素材の洗えるベッドパッドを使っています」という方も多いのではないでしょうか。
しかし当店まくらと眠りのお店いろはが勧める羊毛ウールベッドパッド(ウールマットレスパッド)はドイツ製ビラベック社がおくるビラベックウールパッドで、この世に出回っているウールベッドパッドと名はつけどまったく違う別物な羊毛ウールベッドパッドなのです。
ビラベックウールパッドの特徴は?
フランスウールを使用しており、縮れが強く、バルギー性に富んでおり寝具に適した羊毛です。
※ハリコシ感とソフトな風合いを併せもちドレープ性にも優れています。
ちなみに、英国羊毛は高級服地素材に最適です。オーストラリア・ニュージランド羊毛は絨毯等敷物に適しております。
メインボディーのみを摂取。
①の部分から約750グラム。この羊毛は掛けふとん用に使われます。②、③の部分から約1000グラム。こちらがベッドパットや敷きふとん用に使われます。
■湿気を溜めない■保温性がよい■弾力性がよい■燃えにくい■いつも表面がサラッとしている。
これこそがドイツ製ビラベックウールベッドパッド(マットレスパッド)なのです。
薬品加工を一切していないピュアウール
ビラベックのウールパッドは薬品加工をせず、最小限の中性洗剤と大量の水のみで洗浄しております。
国内商品の主な加工は表面のスケールを塩素系の薬品等で削除し洗濯可能にしていますが表面に湿気が出てしまうというデメリットが出てきます。またスチームアンドドライ加工は髪の毛にパーマをかけた状態。この加工をすることでボリューム感を増しているのですが使用しているうちに縮れがなくなりヘタリの原因に。
通気性は羊毛ふとんに使用されている生地の100倍以上。
薬品加工も一切せず、最上級ランクの羊毛フランスウールですが、羊毛ふとん、羊毛敷きふとん、羊毛ウールベッドパッドに仕立てる時に側生地で包む必要がございますが、その側生地次第ではウール本来の性質、湿気の吸湿発散性が劣る場合があるのです。そうならない為にビラベック羊毛ウールベッドパッドは、高級エジプト綿のジャージ素材「マコ・トリコット」を使用しております。画像を見てもこの通気性、透湿性が良さそうだな?とご理解頂けるかと思います。
国内メーカーの物は羊毛ウールが側生地から飛び出してこないようにまず不織布(ふしょくふ)で包んでから再度側生地で包みます。ということはウール素材の性質である優れた吸放湿性の力が100%発揮できないということなのです。もちろん、ビラベックウールパッドは不織布では包んでいません。
画像提供:愛知県西尾市「睡眠ハウスたかはら」様 HP
睡眠ハウスたかはら様は、当店と同じ「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」西川リビング、フィットラボ・システムを導入されてるお店です。
福岡県内の寝具店(ふとん屋)という枠組みで括るなら、当店まくらと眠りのお店いろはが福岡県内で一番始めにドイツ製ビラベック社の製品に目を付け導入した店舗となります。
ドイツ製ビラベックウールマットレスパッドはもちろん私店長岡田は使っています。2015年に一泊二日の検査入院をしました。もちろん病院内は空調管理は完璧です。しかし、その夜は寝苦しくて寝苦しくて・・・。マットレスは凹凸のあるウレタン素材のマットレスでしたが、それにシーツを包んである状態だったので背中がやけて、背中がムレて何回も目が覚め寝返りゴロゴロしたのを覚えております。そして2016年にも一泊二日の検査入院をしました。この時に私は何を病院に持って行ったか!
フィットラボ・オーダーメイド枕はもちろん持参しましたが、ビラベックウールマットレスパッド!この夜は背中がやけることもなく、蒸れることもなく朝までぐっすり眠ることが出来ました。羊毛は使い続けるうちにフェルト化すると言われております。私の長年使い込んでいるビラベックウールマットレスパッドも例外なく厚みがなくなりフェルト化状態。そんな状態でも吸放湿性には優れているのです。
こだわりのベッドマットレスは買ったけど寝心地が今一つ・・・という方に!お勧めするのがビラベック羊毛ウールベッドパッド。
こだわりのマットレスを買ったけど寝心地が今一つ・・・という方にお勧めするのがビラベック羊毛ウールマットレスパッド。
マットレスにこだわる方はベッドパッド、マットレスパッドにまでこだわることで敷き寝具(ベッドマットレス・敷きふとん)は完璧となります。
よく誤解されてる方もいるのですが、ベッドパッド(マットレスパッド)と汗取りパッドやほんわかパッドはまったくの別物ということです。形状やネームも似ていますが、ベッドパッドはふとんの一種となり、汗取りパッドやほんわかパッドはシーツの一種と考えるべきなのです。ベッドパッド(マットレスマッド)はフィッティーパックシーツやボックスシーツをかけて使用するものであって、汗取りパッドやほんわかパッドはそのまま丸洗いするものです。
ドイツ製ビラベック羊毛ウールベッドマッド
シングル・・30,000円+tax(たまに欠品あり)
セミダブル・36,000円+tax(たまに欠品あり)
ダブル・・・45,000円+tax(たまに欠品あり)
クイーン・・50,000円+tax(取り寄せ)
キング・・・60,000円+tax(取り寄せ)
ドイツ製ビラベック羊毛ゾマースペシャル肌掛けふとん(羽毛掛けふとんの内側に入れて使うタイプ)
シングル・20,000円~30,000円+tax(取り寄せ)体感できます。
ダブル・・25,000円~40,000円+tax(取り寄せ)