羽毛ふとんのクリーニング相談から羽毛ふとんリフォームをすることに｜福岡県福岡市南区・ご夫婦・５０代

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体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、２代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にてどうぞ。

羽毛ふとんリフォーム８コースのご紹介

【福岡県福岡市南区・ご夫婦・５０代】

２０数年前にご結婚されるときに当店まくらと眠りのお店いろはで購入された婚礼ふとんは、羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立ての羽毛布団でしたが、今もなおご夫婦は使い続けていらっしゃるそうで、本日ご夫婦でその羽毛布団をお持ちになられました。

ご夫婦がお使いの羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立て羽毛布団は、読んで字のごとく、羽毛を真綿（シルク）で包むことで羽毛ふとんとシルク肌掛けふとんを１枚で完結させた掛けふとんです。羽毛を真綿（シルク）で包むことで、ダウンプルーフ加工を施さなくていいので、蒸れずに暖かく、ドレープ性が良いので体の凹凸にフィットします。
（※掛けふとんはただ暖かければ良い！っていうもんではないんです）
※一般的に販売されている羽毛布団の９割は、ダウンやフェザーが飛び出しにくいように側生地をダウンプルーフ加工を施しています。

羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立ての羽毛ふとんは、上層部：シルク０，２キロ、中層部：ダウン１，０キロ、下層部：シルク０，４キロで構成されたことで、吸湿性、放湿性に優れ、抜群の保温性を兼ね備えた羽毛を超えた羽毛ふとんは、ロマンス小杉の特許商品です。

羽毛ふとんと毛布を併用しておやすみの方には特にお勧めで一枚で完結する掛けふとんです。

欲張り仕立ての羽毛布団を、ご主人様が無茶苦茶気に入っていらっしゃてて、１年中お使いだそうです。夏も冷房をつけて羽毛ふとんをお使いの方は多いと思うのですが、ご主人様も夏は冷房と併用でお使いだそうですが、さぞ冷房の温度も１６度、１８度かな？と思って尋ねると、２８度に温度設定しているそうです。

「ええええええ～２８度って熱くないですか？」

「ちょうどいいです」

気持ち良すぎて１年中お使いなので、クリーニングにも出せないと奥様が嘆いておられました。でもそれだけご主人様はこの羽毛ふとんを気に入っていらっしゃるということです。

ご夫婦は今年３月にお子さんを連れてご来店されました。息子様が関東に就職が決まったからと寝具一式を購入されたのですが、その時にご主人様はオーダーメイド枕をお作りになられました。また羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立ての羽毛布団の話になり、一回はクリーニングされたほうがいいですし、または年数も経っているので羽毛布団のリフォームを検討されてもいいのでは？とアドバイスしておりました。

そして、ようやくようやくようやく！ご主人様の踏ん切りがついたみたいで、羽毛ふとんをクリーニングしようか！となったそうです。

ご夫婦の羽毛布団を畳んで並べてみました。そして、ご夫婦にそれぞれの羽毛布団の膨らみ具合を見て頂きました。画像では全然わかりませんが（苦笑）

明らかにご主人様の羽毛布団は、奥様のものと比べると羽毛の膨らみはヘタっていました。面白いもんでご夫婦のように同時期に購入されても、体重差もあれば、寝返りが多い少ない、発汗量などで年数が経つに連れて、羽毛の毛羽が剥がれ落ちたり、丸まったりすることで膨らみや羽毛の片寄りなど違いが出てきます。

そして、羽毛ふとんのクリーニングでご来店されましたが、いろいろとお話しをさせていただいていると羽毛ふとんのリフォームをすることになりました。もちろん、羽毛ふとんのリフォームも羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立て羽毛ふとんから、羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立てでお仕立てさせていただきます。

でも、２０年前後お使いの羽毛ふとんには見えないくらいに綺麗に使ってありました。

そして、羽毛布団のリフォームの件は終わり、夏も有難いことに羽毛を真綿（シルク）で包んだ２ｉｎ１欲張り仕立て羽毛布団を使っていらっしゃいますが、手引き真綿肌掛けふとんは日本の風土に一番適しているのでご紹介させて頂きました。掛けふとんにしろ毛布にしろ肌掛けふとんにしろ、ただ暖かければ良い！ってもんじゃないんです。常に私たちは寝ているときにコップ一杯の汗をかいています。その汗を吸わない寝具は、おふとんの中が蒸れてしまいますし、寝冷えの原因にもなります。だから吸湿性、放湿性、保温性を兼ね備えたふとんが気持ち良いふとんということになり、手引き真綿肌掛けふとんは、吸湿性、放湿性、保温性に優れているので１枚持っておくと本当に重宝する掛けふとんです。

ご主人様にベッドに寝ていただき、手引き真綿ふとんを体感してもらいました。手引き真綿肌掛けふとんの中わたはもちろん、絹１００％で１キロ、０，５キロ、０，４キロ、０，３７キロなどございます。側生地も絹１００％、綿１００％の２種類がございます。

下記の画像は、真綿（シルク）です。蜘蛛の巣みたいになっていますが、実は一本の糸で繋がっています。この角真綿の両端に指をかけ二人で引き延ばし、それを何枚も何枚も重ねて手引き真綿ふとんが出来上がります。

ご主人様の体に手引き真綿ふとんを掛けると、気持ちが良い！ってすぐに言われました。そして、１キロのもの、０，５キロのものを掛け比べていただき、更には側生地が絹１００％、綿１００％のものを掛け比べられると、側生地は絹１００％の手引き真綿ふとんが気持ちが良いと言われ、１キロのものよりも０，５キロのものが気持ちが良いと言われました。

「こんな掛けふとんを体感されられたら欲しくなるやないですか」

「ほんと、一枚持っておくと重宝するのが手引き真綿ふとんやけん一枚どうですか？」

「いや～羽毛布団のクリーニングの相談できたけど、羽毛布団のクリーニングが羽毛ふとんのリフォームになり、この肌掛けふとんまで買うとなったら合計でいくらになるんですか！」
と参ったなぁ～という顔をされながらご主人様が言われました。

そして、奥様にも手引き真綿ふとんを体感してもらいました。

「この手引き真綿肌掛けふとんって気持ち良かろう？」
とご主人様が奥様に言われています。

ご夫婦で一枚づつ手引き真綿ふとん０，５キロ、側生地：絹１００％はご主人、側生地：綿１００％は奥様が選ばれました。また手引き真綿ふとんと相性が良い掛けカバーを紹介させていただき、再度、手引き真綿ふとんを体感していただくと・・・。

「何これ、気持ちが良い」
ご主人様が笑みを浮かべられています。

掛けカバーも一緒にお買い上げ下さいました。

羽毛ふとんのリフォーム出来上がりは、１２月中旬には仕立て上がってくると思います。そして、手引き真綿ふとんにカバーをセットして、手引き真綿ふとんだけは本日お持ち帰り頂きました。

ありがとうございました。

お帰りになられた後に、ご主人様の羽毛布団、奥様の羽毛布団と分けて発注書を書き、それぞれに梱包し羽毛布団のリフォーム会社へ送ります。

羽毛ふとんが仕立て上がるまで今しばらくお待ち下さいませ。

【編・集・後・記】

以前、神戸の西本ふとん店さんにお勤めされていて、今は大阪のしあわせのまくら屋さんにお勤めのＳ様がご夫婦で福岡に旅行に来るということで、お店に遊びに行きたいと言われ、牧のうどんに連れていき、ごぼう天うどんを食べていただき、太宰府天満宮に行くというのでそのまま車で太宰府天満宮まで乗せて行きました。そのＳ様ご夫婦から、なんとなんとセコガニと香住ズワイガニが送られてきました。セコガニは１１月と１２月にしか食べられないそうです。兵庫県民はこの時期に香住ズワイガニやセコガニを当り前に食べるそうで、スーパーにも並ぶそうです。カニのさばき方も知らないのでYouTubeを見て勉強しました（笑）私、晩酌はしませんが今日という日ばかりは日本酒を買っとけば良かったって思いました。セコガニのたまごプチプチを堪能し、香住ズワイガニの身の柔らかさは絶品です。なんでもこの会社のポリシーは茹でにこだわりを持っているそうです。妻と私、カニを前にして黙食でした。こんな美味しいカニを食べたの生まれて初めてです。御馳走様でした。実は私も贈りものをしているのですがカニと比べたらチープですが（苦笑）来週の火曜日に届きますので食べた感想を聞きたいものです。ありがとうございました。

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