スリープキューブ和多屋さんでオーダー枕を作られたお客様がご来店。ご主人様から奥様へお誕生日プレゼントにオーダーメイド枕を贈られました。

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、×なし2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にてどうぞ。

【福岡県福岡市博多区・女性（奥様）・20代】

当店を知ったきっかけ：夫からの紹介

本日ご来店された目的：オーダーメイド枕

当店まくらと眠りのお店いろはを選ばれた理由：夫が作って良かったそうなので。

おやすみスタイル：脚付きスプリングマットレス（無印良品）（１年）（硬さ：ふつう）

現在ご使用のまくら：柔らかめのまくら（１年）

お仕事：デスクワーク

寝姿勢：仰向け寝、横向き寝両方（どちらかと言えば横向き寝）

寝付き：すぐ寝つける（１５分）

お悩み：いびき△、肩こり△、肩こり△、腰痛△

治療：なし

入浴：シャワー

体動：なし

飛び込みでご来店された男女２名でご来店されました。

店内に入ってそうそう「あっ、このまくら。このまくら。あるやん」

「まくらですか？」

「はい。僕はこのまくら（ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕）を使っているんですけど、妻にこのまくらを作ってあげようと思って」
（妻と言われたか奥さんにと言われたかは定かじゃございませんが・・・（苦笑））

「ありがとうございます」

直ぐさま、カウンセリングシートをご用意しご記入をお願いするとお二人はご夫婦で、奥様の誕生日が６月だったのでまさかと思い・・・。

「オーダーメイド枕は奥様へのお誕生日プレゼントですか？」

「はい。そうです」

ご主人様は、５年前に福岡市中央区唐人町に店舗を構えるスリープキューブ和多屋さんでオーダーメイド枕を作られたそうですが、その時、お二人はまだ恋愛中で奥様は学生さんだったとか。彼氏へのお誕生日プレゼントでＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕をプレゼントされたそうです。しかも、横向き寝の安定感が抜群なＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕ワイド７０をプレゼントされているのでかなり奮発されています。

「まくらの調整とか行かれていました？」

「いや行っていないです。調整はした方がいいですか？」

「オーダーメイド枕を作って５年って言いよんしゃーけん、調整するとまた違いますよ。たかだか５ミリの高さの調整だけでも全然違います」

「たしかに、オーダーメイド枕を作ったときのマットレスから買い替えているんですよね」

「あぁ～それやったら今度、オーダーメイド枕を持ってきんしゃったらうちのお店で高さ調整してあげますよ」

「いや、実はオーダーメイド枕を持って来てて、車の中に入れているんですけど」

「あぁ～持ってきとんしゃーと？それやったら後で高さ調整して上げますから後で車から取ってきてもらったらいいですよ。スリープキューブ和多屋さんに連絡してご主人のデータをＦＡＸしてもらいますけんご安心下さい」

「わかりました」

そして、奥様のカウンセリングを行ないました。

「まくらの説明はした方がいいですか？」

「お願いします」
とご主人。

まくらの役割、他店で作られているオーダーメイド枕と当店まくらと眠りのお店いろはでお作りするオーダーメイド枕は一体何が違うのか？を説明させていただきました。

まくらについて納得されたことを確認して、体圧測定を行ないながらオーダーメイド枕の中材選びをしていただきました。そして、横向き寝の安定感が抜群なＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕ワイド７０をお選びになられましたが、ワイド７０を選ばれたのは奥様ではなくご主人様のほうでした。ご主人はＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕ワイド７０ご愛用歴５年ですので仰向け寝の寝心地はもちろん、横向き寝の安定感も知ってあるからだと思います。

私店長岡田も予算が許すのであれば絶対にレギュラー６３よりは、ワイド７０をお勧めします。まくらは小さいものよりも大きめの方がいいし、なんと言っても寝ているときに大切なのが寝返りだからです。また睡眠の質もまくらの大きさに比例するとも言われています。

奥様はなかなかまくらが合わないと言われました。ご主人がオーダーメイド枕を作られてから５年経っていますが、その間にオーダーメイド枕を作ろうと思わなかったのか？不思議に思いお尋ねしました。

「奥様は、オーダーメイド枕は作ろうと思われなかったのですか？」

「その時は、オーダーメイド枕を作ろうとかって思わなかったんです」

それって一体何なのか？常に人間の体は良くも悪くも変化し続けているということです（気力、体力、睡眠力）体の柔軟性ももちろん衰えてきます。奥様は２０代後半ですが、それでも１０代の時とは明らかに変化しているだろうし、３０代になると２０代とは明らかに変わってくるものです。ということは、体の柔軟性で如何様にもカバーできたてことがカバーできなくなってきます。

まくらになんてこれまで全く悩むことなんてなかったのに、ある日を境にやけにまくらの寝心地がしっくりこなくなる感じは、まくらでお悩みの方からよくお聞きします。

それが度を超えてくると、まくらを買えども買えども合わない！買った時にはいいんだけど、使い続けているうちにまた寝心地が悪くなる、違和感を感じる・・・。気がつけばまくらを５個も６個も持っている！それでも合わない！昨日はよかったけど今日はしっくりこない。なんか寝心地の悪さを感じる。違和感を感じる。だから、その日の体調によってまくらを取っ替え引っ替えする。まくらは取っ替え引っ替えしないでね！というのが当店まくらと眠りのお店いろはの考えです。まくらを取っ替え引っ替えすることで首姿勢バランスがバラバラになるからです。

また、まくらを５個以上お持ちの方は、自分が寝心地が良いと感じるまくらが自分の体型には合っているまくらだ！と思われている節があります。寝心地もたしかに大切ですがその前にもっと大切なことがあります。それは首姿勢です。

既製品のまくらは所詮は既製品のまくらに過ぎません。例えそのまくらのパッケージやまくらの宣伝文句に、医師とか整体とか医療先進国とか宇宙とか特許取得とか何万個売れているとか書かれていても鵜呑みにするのはちょっと・・・。

もちろん、オーダーメイド枕を作ったけど私にはオーダーメイド枕でも合わなかった・・・とネット記事にもなってたりしています。まず、オーダーメイド枕と名が付けばどこのお店で作って同じか？というと同じではございませんからこれが少々厄介です。

そもそもまくらの役割は頭と首を支えてやるものですが、どちらかと言えば首をしっかり支えるものであり、もっと言えば、首を支えつつ緩めてやるものなのです。そして、仰向け寝でも横向き寝でも首を支えながらリセットしてあげることなのです。

今まで高さの高いまくらを好まれて寝られていた人がオーダーメイド枕を作り寝られると、明らかにこれまでお使いだったまくらの高さとは違う訳ですから寝にくい、違和感を感じるというのは当然です。

また、長年まくらなしで寝られていた人も、今まで首に当たるものが何もなかったのが、まくらをすることで首に当たれば寝にくい、違和感を感じるのは当然です。

だから、しっかりと当店まくらと眠りのお店いろはでは、オーダーメイド枕をお作りする前に時間をかけお話しをし、オーダーメイド枕を一つお作りするのに、最低１時間、平均で１時間３０分、長くて２時間はかかります。

高さの高いまくらを好まれていたり、まくらなしで寝られていると知らず知らずに首に負担をかけて寝ていることになります。

保険は転ばぬ先の杖とも言いますが、まさにまくらも同じことが言えるのです。首には大切な神経が沢山通っているし、頭の重さ約５～６キロの重さを細い首で支えているし、首は、上下左右、旋回もできるのでよく動くぶんだけ痛めやすいとも言えます。首を取っ替え引っ替えできるならば、痛めても付け替えれば済むことですが、取っ替え引っ替えできませんのでやはり首は労らないといけません。

頭の重さの負担と重力から解放され、唯一首を長時間休められるのは寝ているときです。しかも仰向け寝でも横向き寝でもです。だから、まくらは仰向け寝の高さ、横向き寝の高さ、それぞれの高さを合わせる必要があるので、まくらは絶対にオーダーメイド枕をおすすめします。

もちろん、既製品のまくらを使い続けて何事もなくこの世を全うされる方もいらっしゃると思います。その時は、強く産んでくれた母親にありがとうと感謝して下さいということです。

既製品のまくらを５個以上お持ちの方がオーダーメイド枕を作られる。寝心地を悪く感じる、違和感を感じる日は必ずございます。その寝心地の悪さ？違和感は一体何なのか？オーダーメイド枕の高さはコロコロ変わりません。見つめ直すべきは、まくらではなく今日一日、自分がどう過ごしたか？を見つめるべきなのです。私店長岡田がお話しすることが、腑に落ちなければいくら体型を測定して体型に合わせて作るオーダーメイド枕でも少しでも寝心地の悪さを感じると自分には合わないと平気で言われたりしますが、そうじゃない！ってことです。

そんなお話しをして、ご納得いただいたのを確認して立位測定を行ないました。

測定結果のまくらデータを助手に渡しオーダーメイド枕を作らせます。そして、私はボディデータをプリントアウトし説明を行ないました。

そして、オーダーメイド枕が完成しましたので２階ベッド＆マットレスコーナーへご案内しました。

ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕をＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイドマットレスで体感していただくことで頭のてっぺんから足先に至るまで体の凹凸に合った寝床になっていますのでリラックスしておやすみいただけます。

そして、ご主人様に奥様の仰向け寝の首姿勢バランス、横向き寝の首姿勢バランスを見ていただきました。仰向け寝では正常立位姿勢をそのまま寝かせた首姿勢が理想で、横向き寝では背骨が真っ直ぐになるのが理想ですので、オーダーメイド枕は、寝心地云々の前にまずは首姿勢のバランスが大切なのです。そして、敷き寝具を整えることで体全体の寝姿勢バランスが大切になります。

マットレスを購入されるときに、だいたいの方々が自分の感覚で例えば柔らかめのマットレスよりは硬めのマットレスがいいだろうと購入されたり有名ブランドだから間違いないだろうと購入されたりしていると思いますが当店まくらと眠りのお店いろはでは、体圧測定、立位測定を行ない身長と体重からＢＭＩ値を割り出し、まくらに限らずマットレスもオーダーメイドでお作りしていますし、オーダーメイドまではちょっと・・・ということであれば測定データを基に既製品のマットレスからお選びし、まくらとマットレス同時にご提案できるお店です。買ってくれ！とは言いません。まずは知ることが大切なのです。

じっくり全身オーダーメイド寝具でご体感いただき、今お使いのマットレスの硬さになるべく近いマットレスでフィッティングを行ないました。

オーダーメイド枕の微調整を行ないまして再度寝ていただきました。すると微調整した前の高さに戻して欲しいと言われましたのでもとの高さに戻しました。

たった５ミリの高さで寝心地がかわるのがまくらです。既製品のまくらでも高さ調整ができるまくらが沢山出回っていますが、結局は感覚だけで高さを変えられたりしているので、この高さが本当にいいのか？悪いのか？分からなくなるとよくお声をお聞きしますが、高さ調整ができる既製品のまくらも所詮は既製品のまくらなのです。

まくらの高さを元に戻した状態で寝ていただくと奥様から笑みがこぼれました。
奥様のＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕ワイド７０はこれで完成です。

そして、ご主人様のオーダーメイド枕の高さ調整を行なおうと、スリープキューブ和多屋さんに電話をするも繋がりません。３回かけても繋がらず、電話番号が違うとかいな？と思い、西川の営業担当に電話を入れると電話番号は合っていると言われましたので、再度、電話すると繋がりましたので、○○様のまくらのデータをＦＡＸして下さいとお伝えしました。

仮に電話が繋がらなかった場合は、ご主人のオーダーメイド枕の中材を各ポケットごと取りだし計量して今の高さがどれくらいなのか？を知った上で高さ調整するつもりでした。

ご主人様のまくらデータのＦＡＸが届いたので、ご主人のオーダーメイド枕の高さ調整を行ないました。５年前にオーダーメイド枕を作られた時には硬めのマットレスでおやすみだったそうですが、今は少し柔らかめのマットレスでおやすみだそうです。ちょっと、まくらの高さが高いような気がしてと言われていたので、横向き寝の左右の首と頭の部分だけ５ミリ高さを低くしました。

「低くなっている！なんかいいかも！」と言われました。

また奥様とご主人のベッドマットレスの硬さも違うとのことなので、それぞれマットレスを入れ替えたりしてフィッティングを行ないました。ここまでこだわりフィッティングを行なうのも当店まくらと眠りのお店いろはです。

そして、階下へ降りていただき、オーダーメイド枕のお取り扱いの説明を行ないました。ご主人様は、オーダーメイド枕専用カバーの洗い替えを購入されました。

ご主人様のＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕ワイド７０の横向き寝の左右の頭と首の部分の中材を抜いたものをそれぞれ小分けにしてビニールに詰めました。またこの中材を入れることで５ミリの高さが上がるようになります。

カウンセリングシートにブログ掲載の写真を撮っていいか？という項目があり、奥様は顔が写らなければにチェックが入っていました。ご主人は、奥様が撮影にチェックを入れられていることも知らないご主人にどさくさまぎれでご主人も奥様と一緒に写られませんか？とお尋ねすると、いいですよと言われました。じゃあご主人も顔を隠さないと・・・というと、別にやましいことはないから顔出していいんじゃない？ということで顔出しで撮影。

まさに美男美女のご夫婦です。恋愛期間が長くまだ結婚１年目だそうです。
ご主人様がオーダーメイド枕を持ってこられたビニール袋の入れ物はオーダーメイド枕専用ケースではなく、上の上の画像の白と青と赤のビニール袋で、オーダーメイド枕はビニールからはみ出した状態で持って来られていたので、ベッドパッドのケースを差し上げそれにオーダーメイド枕を入れましたので、ご夫婦でまくらのケースが違うのです。

そして、ご夫婦を駐車場までお見送りしました。

ありがとうございました。

【編・集・後・記】

日本赤十字社福岡赤十字病院に月１で診察に行っています。採血と尿検査をして結果が出て診察の流れですが、採血の時に男のマッチョ系が今回の私の担当。男やん・・・と少し残念な気持ちになりました（苦笑）太っているからなのか私はなかなか血管が出にくいみたいで、空打ちもたまにあります。マッチョ系は手際が良さそうな感じで一発で血管を仕留めてくれそうな感じでした。グーパーグーパーさせられ右手を出して血管を指先でポンポンと叩き、血管がすぐにわかったのか注射針を引出しから取りだし針を刺すも空打ち・・・。すいません。左の腕のほうをいいですか？と言われ、またグーパーグーパーさせられ左手を出し血管をまた指先でポンポンし、血管がありそうなポイントを見つけたようで注射針を刺すもまたまた空打ち・・・。お前見かけ倒しやんか！と心の中で呟きました。すいません。ほかの者と変わりますと女性の看護師さんにバトンタッチ。でも、両方の腕を空打ちされてのバトンタッチは相当なプレッシャーやない？２回失敗しているんですと言えば、相当なプレッシャーになるから、血管が分からないのでと嘘をついてまだ一針も刺してない感じでの交代かは分かりませんが・・・（笑）変わってくれた女性の看護師さんには悪いけど、仏の顔も３度までやけんなぁ～と思いながらも、一発で血管を仕留めてくれました。逆に３回目も空打ちされたら私はどんな顔をしたらいいと？って思います（笑）

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