からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定(全身・側面)システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にて呟いております。
ちょこちょこ来店してくれてるお客様がある日突然から来なくなったら心配になります。無茶苦茶心配します。そのお客様が3ヶ月ぶりにご来店されました。
「どげんしょったとね・・・。心配しよったったい」
「いや息子んとこに行っとったけん」
「そうね。入院はしとらんやったとね?」
「入院はしとらんやったけど、病院に送り迎いしてもらわないかんけんくさ行っとったったい」
「良かった良かった。生きとって良かったよ」
息子さんのところに行ってたけど、風邪をひかれたとかで・・・。受験生がいるのでうつしたらいかんということで家に戻ることにしたそうです。そしてJRで笹原駅から歩いて来たそうです。
「電話すりゃ迎えに来ちゃったったい」
「まぁ~嬉しかお言葉」
お客様は3ヶ月前までちょこちょこ来店してくださっていたのですが、なんか喉?に違和感があり耳鼻咽喉科に行かれたら、うちではちょっと・・・と言われ、大学病院を紹介されたそうです。そして、その大学病院にいついつ行くという話は聞いていたのです。それからパタッと来られなくなった経緯があり、それ以来、お客様宅に電話しても全然繋がらず、お客様の自宅に確認行くも雨戸は閉められたままだったりしていました。
「羽毛ふとんのあったかいの頂戴」
さっと見せたのがダウンパワー440、グース95%、重量1,2キロの2層構造の羽毛掛けふとんでした。
2層構造の羽毛ふとんは、マチが互い違いになっているので体を包み込み暖かさを逃がさない構造がメリットです。デメリットは2層構造にすることでその間に1枚仕切りの生地がいるのできもち重たくなります。
「これがいちばんいいとね?」
「いや、これはいちばんじゃないよ。6番くらい(笑)」
「うん。いちばんじゃなくていいと。それでも、ぬっかろうもん?」
「ぬくいぬくい十分十分」
「ならそれでいいよ」
「カバーもあったかいとにしとったほうがよかろう?」
と見せたのが、ウォームパイルのあったか掛けふとんカバーですが、この手のタイプの掛けふとんカバーは綿100%が主流(安物はポリエステル100%)ですが、なんとこのウォームパイルあったかカバーは、からだの面(内側)はウール100%(片面ウール100%)なので、さらに暖かいんです。ほとんどの人が勘違いされてるのが、掛けふとんカバーや敷きパットなど暖かければ良い!って思われがちですが、それだけではダメなんです。暖かいと汗をかきます。その汗を素早く吸って(吸湿)同時に吐き出す(放湿)ことが大切で、それが蒸れずに暖かい=温かいのです。さらにその汗を熱にかえてくれることで、本当の暖かさ=温かさ=気持ち良さになるのです。
「お任せしとくけん」
羽毛掛けふとんには、このウォームパイルのあったか掛けふとんカバーとの相性が無茶苦茶良いです。
早速、羽毛掛けふとんにウォームパイルあったか掛けカバーをセットしていきます。
黒っぽい面がウォームパイルウール100%の方です。こちらの面が内側になるのでさらに暖かいのです。
こちらの面が綿100%です。
このふっくらボリュームですので、しっかりと温かさをキープできます。
「車で送っちゃーけん」
「いいと?」
「いいくさ」
そして、お客さんと羽毛掛けふとんを乗せてお客様宅へ。
「ふとんばセットしちゃーけん」
「いいと?」
「いいよ」
お客様も息子さんのところで寝泊まりしていたそうですが、1ヶ月のうちに数日は戻ってきてたそうです。それが、最近戻って来たときに、もうふとんが寒くて寒くて・・・と言われていたのですが・・・。そのふとんを見て・・・。
「あぁ~こりゃ寒いくさぁ~。ほとんどフェザーやもん。」
「電気も入れとうとばってん、いっちょん温もらんったい」
「あぁ~そりゃそうやろう」
そして、ばっちりベッドメイクをしてきて、その寒い羽毛ふとんもどきのフェザーケットは処分することにし持って帰ってきましたし、押し入れの片付けもしてきました。そう言えば、お、ねだん以上ニトリの配送下請け業者の従業員がお客様宅へ配達して、100万円の時計を盗んで逮捕されたとか。その盗んだ時計を嫁にプレゼントしてたそうですがアホですね。っていうか、怖い世の中です。
「掛けふとんの方はこれでバッチリやけんくさ、これで、寒いなら敷きパットば持ってきちゃろう。あったいのがあるけん」
「うん十万するっちゃろ?」
「いいや、うん十万もせんよ。うん万円たい。まぁ~うん十万のもあるばってんが」
「そうね」
そして、灯油もお客さんの代わりに注文してあげました。今までは息子さんが灯油をガソリンスタンドに買いに行ってくれてたそうですが、なんせ今日の福岡は寒いし、明日はもっと寒いそうです。灯油屋さんが、今は混でいるので1時間後にお届けすると言われました。
「うがい、手洗いちゃんとして寝りーね。ありがとう」
「いや~助かったよ。こっちこそ送ってもろうて、ふとんもセットしてもろうて、ふとんの処分までしてもろてくさ、ありがとうね」
「うん。ゆっくり休んでね」
「ありがとうございました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・編・集・後・記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、昼ご飯を食べ終えると、無性に回転焼が食べたくなります。それは、10月、11月と回転焼(蜂楽饅頭は福岡で有名な回転焼です。)を手土産でくれるお客様方が立て続けにいて、もらっちゃ食べ、もらっちゃ食べを繰返してたら癖になったみたいなんです。なんか甘い物を食べんと落ち着かなくなってしまいました。人間ってこうやって太っていくんだ~と思いました。