「それこそ、私の実家が鹿児島でして、母親がマイ枕ふとんの今藤でオーダーメイド枕を作っているんですよ。なんか、オーダーメイド枕がとってもいいみたいで・・・。でも、オーダーメイド枕を作ろうと思ったら出来上がるまでに2週間かかるって言ってたから・・・」
「あぁ~だけん、1時間でできますよって言ったとき、あげんびっくりしんしゃったんですね」
「そうです。そうです。1時間でできるの?って。」
「正月に実家に帰った時に、マイ枕ふとんの今藤に作りに行っても、2週間もかかるなら持って帰られないからですね」
「でも2週間かかるってお母様は言われたんですか?」
「そうですよ」
「でも、お母さんがマイ枕のオーダーメイド枕を使って良いって言われたのに、マイ枕さんに行かんでよううちのお店に来んしゃったですね?」
「いや、だってマイ枕のオーダーメイド枕は2週間かかると思ってたからですね」
「あぁ~なるほどなるほど」
「それはそれはありがとうございます」
「当店まくらと眠りのお店いろはにオーダーメイド枕を作りに来られるたちは、ネットでいろいろと枕を探され、また百貨店で作られるオーダーメイド枕、ショッピングモールの中のオーダーメイド枕など見て回られ、体感などもされ、考えて考えて悩んで考えてようやくご来店される人たちばかりです。私がこんなこと言うのもあれですが、お客様は当りを引かれましたよ。」
但し、自分の体型に合わせたオーダーメイド枕が初めっから寝やすいか?というと、「寝やすい!ラクだ!」と一晩で思われる人もいる一方で、なかなか慣れられるまでしっくりこない、違和感を感じる人も正直います。じゃあ、そのしっくりこない、また違和感は、体型に合っていないのか?というとちゃんと合っているのですが、今までの枕の高さとは明らかに高さが異なるためであり、まくらの形状も少なからず影響します。
しっくりこない、違和感を感じるは体に悪影響か?というと、悪影響はまったくございません。むしろ首への負荷がなく0リセットに戻ろうとしている違和感と捉えて欲しいし捉えるべきなのです。
自分が寝やすい枕が体に合っている枕か?「はい」とならないし、自分が寝にくい枕が合っていない枕か?「はい」ともなりません。
オーダーメイド枕を作る上で大切なのは、私店長岡田が伝える「合う枕」とは?を、しっかり腹に落とさないと「合ってる」もんも「合ってない」と言われるのです。こうやって自信を持っておすすめできるようになったのも、ひたむきにいろいろなお客様と接してきたからなんです。まぁ~10年の歳月がかかりましたけどね・・・。
そして、体圧測定を行ないながらオーダーメイド枕の中材選び、3種類のオーダーメイド枕の中から、ワイド70をお選びになられました。そして、立位測定(全身・側面)システムで測定しました。
そして、お客様の測定ボディデータをプリントアウトし説明していきました。
説明が終わる頃に、オーダーメイド枕は完成していますので、2階ベッド&マットレスコーナーにてフィッティング。
当店まくらと眠りのお店いろはでオーダーメイド枕を作られた時に、まずはオーダーメイド枕をオーダーメイドマットレスに寝て体感してもらいます。これが、頭のてっぺんから足先に至るまで最も体がリラックスした状態なのです。頭の重さ、重力から解放されてこの寝姿勢こそが体0リセットの状態なのです。仰向け寝では肩甲骨の圧迫からの解放、また横向き寝では肩口、腰骨の圧迫からも解放された寝床の完成です。この解放感をまずは知って欲しいのです。
それから、既製品の枕、オーダーメイド枕でさえも今お使いのベッドマットレス(敷きふとん)の硬さに左右されますから、1グラム単位、5ミリ単位でフィッティングして高さ調整を繰返しお作りしました。
でも、お母様はマイ枕のオーダー枕、お客様(息子)は、フィットラボ・オーダーメイド枕。まさに、オーダーメイド枕あるあるなんです。家族同士、身内同士、親戚同士で違うお店のオーダーメイド枕をそれぞれ作られ使われているな~んてことは、平成から令和にかけてなんら不思議なことでもありません。以前も、お母様がお子さん(娘)をじぶんまくらに連れて行き、オーダー枕を作らせてあり、お母様は、どういう訳か当店のフィットラボ・オーダーメイド枕を作りに娘さんとご来店なんてこともありました。
オーダーメイド枕を作られた後も雑談などしていたので優に1時間超えとなりました。もうすぐお正月なので、雑煮の話で盛り上がりました。何故ならお客様はその昔、和食のお店で働いてたとか・・・。そして、雑煮といってもやはりその地方地方で作り方は違いますからね・・・。話を聞いていたら福岡と鹿児島でも違いますもんね。私は福岡の雑煮しか食べたことないですが、福岡で良かったと思います。だって美味いですもん。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・編・集・後・記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いだてんが最終回を迎えましたね。私も、いだてんを見ながら今年2019年残り僅かですが完走した気分です。視聴率が悪かったらしいですが、私は楽しかったです。1,2話だけもう見るのは・・・と、ふと思ったときもありましたがね・・・。五りんのお父さんが神宮外苑競技場で出陣学徒壮行大会で歩く姿は泣けましたね・・・。大河を見始めたのは真田丸でした。私の後悔は、半沢直樹をまったく見てなかったこと。その影響だったのか堺雅人さん主演の真田丸を見逃すとまた世間の話題についていけなくなるんじゃないかと・・・(笑)そして、おんな城主直虎は数話見て脱落しました。で、西郷どんでまた復活して、いだんてへと繋がりました。でも、宮藤官九郎さんの「あまちゃん」もそうですが、この「いだてん」を見た若い子らが、いだてんを見て第二、第三の宮藤官九郎が出てくるんじゃないかと私は思っています。来年は麒麟がくるがスタートしますが、これまた楽しみですね。