からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県太宰府市・女性(奥様)・〇〇代】
飛び込みでのご来店でした。
「ダウンケットございますでしょうか?」
「ダウンケットですか?ございますよ。」
「冬はですね、もちろん羽毛ふとんを使っているけど、薄い(ダウンケット)のは持っていないんですよ~。友達が今時期(6月)からは、ダウンケットがいいわよ~気持ち良くて・・・と言うもんだから、ちょっと下見にきました」
「わざわざ遠い太宰府からご来店頂きありがとうございます。ダウンケットはございますが、こちらしかないんですよ・・・。」
(※羽毛ふとんは、もちろん多数取り揃えておりますが、ダウンケット(薄手の羽毛ふとんはごく僅かの品揃え)
幸せの黄色い花柄=ダウンケット
「どうしても、お客様がダウンケットじゃなきゃダメ!というのであれば仕方ないですが、私の話に耳を傾けてもいいわよ!というのであれば6分ほどお時間を下さい」と言いました。
今の時代、クリックポンで寝具が買えて、頼りはレビュー。また寝具を取り扱う店舗でも人対人の説明なしにパッケージに書かれたメーカーの一方通行POPを見て読んでセルフで買われる時代ですので、お客様に6分お時間下さい!というと、お客様も思わず後ずさり・・・(苦笑)
そして、「あっ、あっ、はい」と言われる始末。
そりゃ私だって、6分下さい!と急に言われたら変な店に飛び込んでしまった!とわき汗が半端ないことでしょう・・・。
では、今から6分です。
ダウンケットの良さは、空気をたっぷりと包むことで、かさ高性に富み、軽くて暖かいので睡眠中に身体に過度な負担を掛けることがございません。また羽毛自体には吸湿性、放湿性に優れた機能がございますので、発汗による湿気に対し吸収と放出を繰返すために、蒸れを感じず、さわやかで快適なんです。まぁ~この文章!まさに教科書通りというところでしょうか・・・。
ひょっとすると、テレビコーマシャルで見られたことあるかもしれませんが、ジャパネットたかたさんが、この時期(4月~)からおすすめしている商品がこちら!と、ダウンケットを販売してらっしゃいます。商品説明を上記に書きましたが、羽毛には吸湿性、放湿性に優れ・・・云々かんぬん。
羽毛は本当に素晴らしい機能を持ち備えているんですと羽毛の利点を分かりやすく謳われています。
でも、羽毛が側生地から出て来ないように、ダウンプルーフ加工をしていると聞かれたことないですか?この加工を側生地にすることで、羽毛がポンポンポンポン出てきにくいようになった結果、蒸れてしまうことになるのです。冬場は気温も低い、湿度も低いからそこまで蒸れ感を感じる敏感な方はいないのではないでしょうか・・・。また冷気は羽毛ふとんのかさ高でシャットアウトしてくれますから、やっぱり羽毛ふとんは暖かい。しかし、冬から春になるときに、天候も不順です。寒い日もあれば急激に暑くなる日もある。また寒くなるときもある。その急激に暑くなった時にまだ冬用の羽毛ふとんだと暑すぎてふとんを蹴ったくる、はねのける方って多いと思うんですよね。それは、暖かくも蒸れて、いやな着心地寝心地になるからです。羽毛本来の吸湿性、放湿性も側生地で損なわれるなら、損なわれない肌ふとんは何か?天の虫と書いてお蚕さん。天からの贈り物と言われるシルクのおふとんです。手引き真綿肌掛けふとん。下の画像は一本の糸で繋がっているのですが、このシルクのわたを何層も何層も重ねてできた肌ふとんです。シルク=絹には、吸湿性、放湿性に優れており、日本の風土に一番適した肌ふとんです。また人間と同じタンパク質でできているので敏感肌の人にもおすすめです。
手引き真綿肌掛けふとんは、ダウンケット特有の側生地のパサパサ音もなく、ドレープ性に優れ身体にぴったりフィットします。
できたら、私はお客様には、手引き真綿肌掛けふとんをおすすめしたいです。
はい、6分です。
「実は私も側生地がどうなんだろう?とは思っていたんですよ~」とお客様が言われました。
「下見のつもりだったけど、あなたがそこまでおすすめになるのならこれを頂きます=手引き真綿肌掛けふとん)」
それが上記のピンクとブルーの画像になります。
と、これは昨日の話です。
本日、午後一の電話は、手引き真綿肌掛けふとんを購入された太宰府のお客様でした。
「物凄く手引き真綿肌ふとんが気持ち良かったので、もう一枚追加で欲しいです」と言われたのです。
ありがとうございました。