「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県太宰府市・ご夫婦・40代】
事前に電話予約を頂いており「まくらの相談なんですけど・・・」と電話口で言われておりました。
まくらの相談だけでも大歓迎な、まくらと眠りのお店いろは福岡です。
本日、朝一番でご家族でご来店されました。お子様は今年4月から年長さんだそうです。
奥様とお子さんがご来店されましたので、カウセリングシートを奥様にお渡しし記入して頂いておりましたら、後からご主人様がご来店されました。てっきり、奥様の枕の相談かと思いきや・・・。
「作るなら始めに主人のまくらを・・・」と言われました。
しかし、ご主人様は睡眠時無呼吸症候群と診断されご自宅でCPAPを付けられて寝ているそうですが、喉?気道がもともと狭いらしく寝て2時間後には苦しくなって外されてしまうそうです。この2時間の壁がなかなか越えられないそうなんです。
だから、まくらをオーダーメイドで作れば少しはいいんじゃないか?と奥様は思われたそうです。何度も寝ている間にご主人の呼吸が止っているのを目の当たりにされ、なんとかしてあげたい!という奥様のご主人様に対する熱い思い!
その思い!なんとかしてあげたい!
しかし、ご主人様はCPAPを付けてらっしゃるくらいだからもう重症なんですよね。重症の方にオーダーメイド枕を作ったところでどうにもなるもんではございません。高まくらから低いまくらにしたらいびきが治まった、横向きになるといびきが治まった、口にテープを貼ったらいびきが治まった、マウスピースを付けたらいびきが治まった、鼻テープをしたらいびきが治まった・・・という人たちは軽度の方たちなんです。
じゃあ、オーダーメイド枕を作る意味はない?
といえば、意味はなくないのです。但し、いびきがどうのこうの治まったとかはないと思いますが・・・。(睡眠時無呼吸症候群)まくらと言うのはそもそも、仰向け寝で寝た時には、ただ後頭部から頚椎にかけての隙間を埋めるパッキンと思ってください。横向き寝で寝た時では、頭と首を埋めるパッキンと思ってください。頭を乗せてる!という感覚じゃなく、隙間が埋まってる!という、ただこれだけのことです。これ以上でもこれ以下でもないのです。寝床というのは、唯一重力から解放される場所なのです。毎日毎日、約5~6キロの頭の重さを首が支え仕事に勤しむ生活。しかし、背骨にしっかり真っ直ぐ頭が乗っていれば良いけど、頭が前に30度傾くだけで3倍の16キロの負担になるのです。それを寝ている時にしっかりと頚椎から背骨のラインが真っ直ぐなるように(横向き寝)、S字ラインのカーブを損なわないように(仰向け寝)するだけのことなのです。たとえば、頭がどちらかに傾くということは、どちらかの筋肉が伸び、どちらかの筋肉が縮んでいる状態なのです。その状態をフラットにしてやるだけのことです。但し、身体に傾きがある人はこのフラット状態が違和感を感じられる人もいるのです。でも、この違和感を感じることも大切なことでもあるのです。詳しくはご来店されてください。私店長岡田が説明させて頂きます。(092-581-4380)
体型を測定し、体圧を測りました。ご主人様は右肩が落ちていましたので身体の歪みもあるのではないでしょうか?そして、身体のラインなどの説明をして終わる頃にオーダーメイド枕が完成しましたので2階フィッティングコーナーへとご案内しました。
仰向け寝で寝ると、真っ直ぐな寝姿勢ライン=(からだリラックスライン)になっていましたので、奥様に見て頂きました。それから横向き寝になってもらい背骨のラインを確認してもらいました。
奥様はオーダーメイド枕の寝心地にどう?とご主人様に聞かれております。奥様としては、ご主人様の「気持ちが良い」という言葉を待ってあったと思うのですが・・・。
「わからん」とご主人
すると奥様・・・「どうする?どうする?」と言われるじゃございませんか!
「奥さん、寝心地がいいけんなら買おうか!悪いけん買わんめーかとかじゃないとです。今はピンとこなくても数年先のご自身の身体のことを考えられたらやはり、このオーダーメイド枕が一番なんですよ」と力説しました。
首こり肩こりの方たちが好まれる、まくらの高さをお伝えし、また呼吸のしやすさを体感して頂きました。で、ご主人様はそのまま寝て頂き、話は敷きふとんへ。
今使っている敷きふとんは綿わた敷きふとんとのことで厚みは3~4センチしかないそうです。だから敷きふとんのお話もさせて頂きました。奥様はベッドだと一生使えるみたいな感じだったのですが、いやいやベッドも10年位が目安ですよとお伝えすると、びっくりされてありました。
もちろん、当店は身体のラインに合わせてオーダーメイドマットレスをお作りすることもできますし、既製品の中からなるべく身体に合うものをご提案もしております。それらは体型を測定しているからできる提案なのですが・・・。とは、言っても、今日はまくらの相談でのご来店。とりあえず、綿わた敷きふとんから、初めての体圧分散マットレス初心者用をご用意しております。手軽に寝心地を変えられる人気なマットレスでもあるのですが、今まで寝ていたマットレスから起き上がってもらい、そのマットレスと変えて寝て頂きました。
すると奥様「どう?どう?」とご主人様にお声をかけられております。
「ん~。ん~。」とご主人
「もう敷きふとんまで思いきってこの際買っちゃう?」と奥様
「うん」とご主人。
ありがとうございます。
「できたら奥様、ご予算もあるでしょうがもう1万円プラスして頂くと三つ折りマットレスになるのでローテションができて耐久年数もググッと上がりますが・・・」とお伝えしました。
すると奥様、「では三つ折りで」と言われました。
それから1階に下りて頂き、シーツなどをお選びになられました。そして奥様は独身時代はロフ〇ーさんの枕を使っていたけど結婚してから枕を使わなくなったと。で、子どもはいつから枕をさせればいいのですか?と言われたので年中、年長さんからもう使うべきですとお伝えすると、こどもまくらもご購入くださいました。
オーダーメイド枕、体圧分散マットレス、子どもまくらと持って帰るという雰囲気でした。
「今使っているふとん処分せないかんね」とご夫婦で話合われていました。
「配達もしますよ。その時に2~3枚までなら無料でふとんを引き取りますので、配達にされませんか?」と言いました。(お買い上げ金額により不要の処分引き取りの枚数は変わりますのでご注意くださいませ。)
「処分も助かります」と言われました。
「まくらのことはいろいろネットで調べられたんですか?」と奥様にお聞きました。
すると、当店まくらと眠りのお店いろは福岡がテレビに出ていたのを知ってて、最近になって井尻にまくら屋さんがあると思い出されてのご来店だったそうです。オーダーメイド枕とこども枕は今日お持ち帰りになられました。口数が少ないご主人様でしたが、今晩はオーダーメイド枕で早く寝たかったんでしょうね・・・。やっぱり嬉しかったんだと思います。
ありがとうございました。次回は奥様のオーダーメイド枕を仕立てさせてくださいませ。
ご家族がお帰りになられご購入の体圧分散マットレスにシーツをセットしていきます。
専用シーツは光沢感がある60サテン地のストライプ柄。目を瞑ることで60(ロクマル)サテンの素材のすべすべ感を心地よく感じることができます。