「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
秋冬商品が入荷してきておりますので店内はぐちゃぐちゃ状態の中に・・・。
「掛けふとんを見せてください」とご来店。
まずは今使いの掛けふとんはどのようなものか?また体質や住環境などをお聞きしました。
で、ご提案させて頂いた掛けふとんは、羽毛を真綿(シルク)で包んだ掛けふとん。羽毛を真綿(シルク)で包むことで、ドレープ性がよくなり体にフィットいたしますので冬場の寒い冷気が肩口からの侵入をシャットアウトし冷気が原因での中途覚醒を防いでくれます。掛けふとんを摘まんで持ち上げるとピタッ~とマットレスにへばりつくこの感じ!電源もコンセントも入りません。ましてや静電気でもないんです。
しかし、羽毛を真綿(シルク)で包むこの掛けふとんを抱えてもらうとファーストインプレッションは最悪なんです。「重いよ~」と言われます。
では、ほんとうに重いのでしょうか?
ということで実験。
世間一般の方は、羽毛掛けふとん+アルファーの商品を寒い冬場は使われますよね。その時期になると、毛布は掛けふとんの上か?下か?といつも話題になるし・・・果ては毛布は敷きふとんの上に敷いて寝ると保温性が増し暖かい!など・・・。
画像は羽毛掛けふとんと毛布を組み合わせると重量は、3,89キログラムとなりました。
(羽毛ふとんの側生地等、毛布の種類などにより重量は変化いたしますのであくまでの目安です。)
で、羽毛を真綿(シルク)で包んだ掛けふとんは・・・・?
3,31キログラム。
まぁ~羽毛掛けふとん1枚でお休みの方なら、重いと感じられるかもしれませんが・・・。
しかし羽毛を真綿(シルク)で包むとどうなるのか?
羽毛掛けふとんでよく言われる羽毛の吹き出しを防ぐために、ダウンプルーフ加工を施すのが当たり前なのですが、羽毛を真綿で包むことでダウンプルーフ加工を施さなくてもいいんです。
人は眠っている間に汗を200~800ccかいているのですが、寝入りばなに急激な体温変化が起こりますからこの時にしっかり汗を吸収し放湿してくれることが快適なおふとんとなります。汗の70%は敷き寝具に吸収され残り30%が掛け寝具に吸収されていきます。シルクは汗を素早く吸収し放湿性も高いために暖かくも蒸れにくいのです。
下層(からだ側)真綿(シルク)400グラム、中間層:羽毛、上層:真綿(シルク)200グラムで作られていますが、下層からの真綿と羽毛の間。また中間層からの羽毛と真綿の間には違う種類の天然素材を重ねることで空気層ができ保温性抜群となります。これは、シルク・綿(ウール)・シルク・綿(ウール)4足重ね履き冷えとり靴下の理論と同じです。
寝具なんてただ暖かければ良い!ってもんじゃないんです。暖かくもいかにムレにくく湿度コントロールできるか!が快眠のポイントなんです。
羽毛ふとんと羽毛を真綿(シルク)で包んだ掛けふとんを持ち比べてみると、そりゃ軍配は羽毛ふとん。しかし、羽毛ふとんは持つものではなく、掛けるものですよね・・・。実際にお客様に掛けると・・・。だいたいの方は「重さを感じない」と言われます。
住環境、寝室の間取り次第ではこの羽毛を真綿(シルク)で包んだ掛けふとん1枚でおやすみ頂いております。なんせ、羽毛ふとんに天然素材であるシルクの肌掛けふとんをセットしているようなものですからね・・・。
で、お気に召されご購入されることに。
で、これでお会計か?と思いきや敷き寝具と話になり、厚生労働省認可の遠赤外線で体を温めてくれる家庭用電位治療器を使われているとのこと。
で、それがぺちゃんこになって線が出てきたみたい!?と言われました。そりゃ線が出てきてたら大変危険です。で、それが重たくなったので処分して電気毛布にしようか?と考えてると言われましたので、電気毛布は安価で暖かくて最高ですが体にはNGですよとお伝えしました。
部屋におふとんが敷きっぱなしというのが嫌いらしく、毎日おふとんの上げ下げはされてるとか。
そしたら軽くて、お客様が今まで使いよんしゃった家庭用電位治療器とは形状やメーカーなどは違うけどうちもありますよ!と言い、見せました。するとその薄さ、軽さにびっくり感激されてありました。
しかし、今までは敷きふとんタイプの家庭用電位治療器だったみたいなので、それ1枚でおやすみになられてたとかで・・・。
紹介した薄さ、軽さは文句なしにお気に召されておりますが、これ1枚では寝られません。なので、春を越してなく、一度も毛刈りをされていない、アンショーンラム、スプリングラムのロマンスムートンシーツ25ミリをご提案させて頂きました。当店取り扱いのムートンシーツ、ムートンラグは90%はロマンス小杉のムートンです。じんわり体を芯から温めてくれますがムートンシーツを重ねることで暖かさがマイルドになり汗の吸湿放湿性も文句なし。しかし、ムートンシーツは体圧分散に優れているとはいえ本領発揮できるのは土台がしっかりとしていなくてはいけません。家庭用電位治療器とムートンシーツ、体圧分散マットレスをご提案。
上から
・羽毛を真綿(シルク)で包んだ掛けふとん
・ムートンシーツ
・家庭用電位治療器サプリマット
・体圧分散敷きふとん
※お客様が購入された体圧分散敷きふとんの形状は点で支えるタイプです。
もちろん家庭用電位治療器サプリマットとムートンシーツで寝て頂き、更には体圧分散マットレスをセットして寝て頂きました。
すると、体圧分散マットレスもあった方がいいと言われお買い上げくださいました。
全ての商品が揃ってから配達致します。
ありがとうございました。