睡眠環境診断士&ピローフィッター
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
男性のお客様が夕方ふらっとご来店。
「クッションガホシイ」と言われました。
聞けば、ヘルニアとか。
当店一押しの腰痛対策、腰痛予防のクッションはラテックス素材のボディドクターバックアップクッション。このボディドクターバックを椅子の背もたれに立てかけて座ると、ただ座っているから「骨盤で座れてる」という姿勢へ自然となりますから前傾姿勢になりにくいのです。とある高級外車のオプションとしても販売されているんです。なので車のシートとの相性はもう抜群です。椅子の形状によりけりですが、ただ立てかけて座ってもダメな場合もございます。気になるから当店まくらと眠りのお店いろは福岡、店長岡田まで。
で、それでもダメな場合がございます・・・(苦笑)
お客様のお話を聞いていると、座椅子で使いと言われましたが、その座椅子も今一つのような感じがしましたので・・・。
いわゆる背当てクッションの定番と言えば・・・45センチ×45センチの大きさのやつです。
「コッチノホウガイイカモデス。コレカイマス」と言われました。
※柄は別のもの。
それから枕のことも言われました。
今使っている枕が柔らかすぎてどうにもこうにもならないと・・・。
既製品の中から高さ調整が可能な物を選び体感頂きました。
金額は八千円位までOKと言われました。
仰向けの高は合わせましたが、横向きの高さが合わなくなるのでマル秘合わせ方を伝授しました。
「キモチガイイ」と言われました。
「ワタシハ、ヘルニアダカラ、マットレスハコダワリマシタ。イオンモミニイッタシ、ニトリヘモイキマシタ。ソシテ、ニトリデポケットコイルノマットレスヲカイマシタ」
「デモ、ネゴコチヨクナイ。ネテイルトコシガイタクナル。ドウシタライイ?」
と言われました。
で、いろいろお客様とお話すると、中国の方でした。なんと九州大学の学生さん。いわゆる留学生。
半年前に日本に来たそうです。そして5年は福岡にいるとか・・・。
おすすめしたのが、約1,000個の点で支えるマットレスを紹介しました。
「スルト、ナンデコレヲススメル?リロンテキニセツメイシテクダサイ」と言われました(苦笑)
まずは簡単に・・・。
背骨の模型を見せて、7個の骨、いわゆる頚椎を支えるのは枕の役割になります。その下から胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1までを支えるのがマットレスの役割になるのです。そして枕の下から胸椎12個の部分は背中が出ていますから硬すぎるマットレスでは体圧がかかりすぎ圧迫してしまいす。また腰椎5個はへんこんでいるのでその部分をしっかり支えてやることが大切なのです。
横向きでは肩と腰骨のところが重要になります。
「約1,000個の点が均等に身体の圧力を分散し、マットレス全体で支えてくれます。また点で支えることにより血流の流れを妨げにくく、肩、背中、お尻に体圧がかかりすぎる負担を軽減し、尚且つ腰はしっかりと支えてくれるのです」というようなことを説明しました。
で、更には体型測定をし、体圧も計測しました。
※お客様のボディーデータではございません。
データを出し説明いたしました。
すると中国でも腰が痛いと木板に寝れば良いと言われているそうです。まぁ~日本では畳に直にということと同じでしょう。または、せんべいふとんが腰痛には優しいなど・・・。
でも、これらはまったくダメ!ということをお伝えしたのです。
「アナタハヨクシッテイル」と言われました(苦笑)
今お使いのベッドマットレスがヘタっていて、その上に点で支えるマットレスを乗せてもあまり意味はない!ということも言いました。
すると「マクラハヤメテ、マットレスヲカイマス」と言われました(苦笑)
いやいやいやいやいや・・・枕とマットレスは対で考えて欲しいと言いましたが、クッションとマットレスでいいと。
「えええええええええええええ~」
でも、彼のことだからきっとまた枕は買いに来てくれるはずです。
「そして、お近くですか?配達しますよ・・・」と言うと、「下大利から来た」と言われました。
一斉にみんな「下大利????」と叫んでしまいました。
※井尻から下大利は西鉄天神大牟田線路線図でいうならば4駅です。
「デンシャデモッテカエリマス」と言われました。
「いやいやいやいや電車は無理無理。持って行きますよ」というと、「アナタモデンシャデ?」と言われましたので「いやいやいやいや、車でお送りしますよ」と言いました。
この商品とお客様とを一緒に配達する!というのも当店まくらと眠りのお店いろは福岡流なのです。フットワークの軽さは半端ないっす!もちろん、その日の状況により後日配達の場合もございますのでその時はご了承くださいませ。
「でもまた、よう下大利から来んしゃったですね?」と聞くと、半年間井尻に住んでいて、この井尻商店街をよく通ってたと言われました。
「なるほどね」
「ソシテコノショウテンガイハ、ヒトガアッタカイ」と言われました。
ついつい私も片言で・・・
「ワタシハ、マイニチ、ハートデセッキャクシテイマス」と言うと笑ってらっしゃいました。
で、この出来事は昨日のことなんです。
閉店1時間半前のことでした。
丁度、帰宅ラッシュの車で道は混んでおりました。帰りは何か食べて帰ろうと助手も乗車。三人でいろいろ話ながら帰りました。
ラーメンの話、うどんの話、お好み焼きの話、将来の話、お母さんの手作り料理で一番好きなのは?などなど・・・。お客様は22歳。で、お母様の年齢は46歳。
「うわっ~僕たちと一緒やん!」と言うと、お客様が助手に向って「アナタノホウガ、オカアサンヨリワカイデス」と言っていました。
そんなこと言われた助手の頬は桜色に染まっていました・・・。
しかし日本語が上手い方でした。
ありがとうございました。