ウールカーペット

睡眠環境診断士＆ピローフィッター
西川リビング“快眠ひろば”九州ブロック　サブリーダー　
まくらと眠りのお店いろは２代目
たばこは吸わない店長：岡田です。

（※一見様宅へのサイズオーダーカーペット、外の見積り、採寸、施工は一切行っておりませんのでご了承下さいませ。）

【福岡県福岡市南区・女性・７０代】
・サンゲツウールカーペット
納品、設置、処分を行ってきました。

リビングに敷いてるカーペットを買い替えたいとご来店されたお客様。

よくよくお話をお伺いするとホットカーペットについてたカーペットでした。

サイズもお客様が測ってあり、そのサイズでお作りいたしました。

まずは、拭き掃除からするのが、まくらと眠りのお店いろは流です。もちろん、サービスです。

サイズは真四角で、位置を決めるとスルスルスルと広げて完了。遊び毛があるので掃除機お借りしカーペットの最終仕上げです。

掃除を終え、テーブルや椅子などを元の位置に戻し完了です。

ウールカーペットを踏んだときの柔らかさにお客様も「気持ちがよかね～」と笑顔がこぼれました。

天然素材の心地よさ・・・これからもっと実感頂けます。

ありがとうございました。

なぜ、まくらと眠りのお店いろはは、カーペットはウール素材を薦めるんだろう？

ウール＝「暖かい」というイメージがあるかと思いますが、実はウールは、綿よりもイ草よりも、もちろん化繊（ナイロン、アクリル）に比べると、はるかに保水率が高いのです。簡単にいうと、湿気を吸い取る力が高いんです。（綿の倍。ポリエステルの40倍）夏場は湿気を良く吸う綿がいいよ！と言われる方もいらっしゃいますが、たしかに化繊よりは綿が良い。しかし、綿は吸湿には優れているけど放出（発散）が弱いんです。ウールは吸湿・放出（発散）に優れているから、いつもカーペットの上はカラッとしているのです。だから気持ちが良いんです。

ウールの良さとして、「冬は暖かく、夏は涼しい」と言われる場合がございますが、涼しいというよりも吸湿・放湿（発散）が優れているから、夏場でもじめじめせず、ベトベトもしないから快適にお使い頂けます。カーペットなどは、1年中使うという前提ですから、四季（シーズン）を通しての総合力でウールカーペットを選んで欲しいのです。

ウールは吸湿・放湿（発散）に優れているのは、ウールの表面が魚のうろこのようになっていて、そのうろこが室内の湿度によって開いたり閉じたりする。その隙間を水蒸気が移動し、室内の湿度を調整する機能があるんです。だからと言って、エアコンというわけではございませんのでお部屋をカラカラにするほどは吸湿しませんが、少なくともウール表面に水分が付着してじめじめ、ベトベトするような状況は避けてくれるんです。

ウールはゆっくり引っ張ると３０％程度伸びます。そして引っ張りを止めると元通りになろうとします。この弾力性が、カーペットの製品になったときに人間の体重を支える大切な役割を果たすのです。

ウールは汚れにくく、また汚れがとれやすいのですが、ホテルに行くと床には必ずカーペットが敷かれています。普通のホテルだと予算など限られておりナイロンカーペットが使われているとこもあるみたいですが、一流や超一流になると必ずウールカーペットが使われます。それは、ウールの持つ高級感に加え、汚れにくく、汚れが取れやすいという性能が高く評価されているからです。水蒸気は通すけど、分子量の大きい水分子は通さない。はっ水性つまり水をはじく機能があるのです。だから汚れをはじいて汚れ難いのです。

ウールは、燃えにくく、抗菌性がありホルムアルデヒドを吸着してくれます。

以上を持ちまして、リビングや寝室にウール素材のカーペットをお薦めいたします。。サイズはフリーカット自由です。