マニフレックス（ｍａｇｎｉｆｌｅｘ）から、フィットラボ・オーダーメイドマットレスにお買い替え｜福岡県春日市・ご主人様・４０代

からだリラックスで眠れる寝床は、世界の名だたるホテルに採用されているマットレス単体では、１００％ではございません。からだリラックスで眠れる寝床は、スポーツ選手、アスリートが広告塔のマットレス単体では、１００％ではございません。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定・立位測定器：フルボディートレーサー（全身測定・側面測定）
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、２代目店長岡田の今日の一人言は、本文最後の編集後記にてどうぞ。

【福岡県春日市・男性（ご主人）・４０代】

飛び込みでご来店されたお客様。

「朝起きると背中が痛くて、まくらのせいかな？と思ってちょっと・・・」

「いや～まくらのせいかもしれんけど、まくらだけの問題だけではないかもしれませんよ・・・。ちょっと僕、これからお客さんを乗せて配達に出かけるので、もし宜しければ１時間後にまたご来店してくだされば、きとんとご提案をさせてもらいますが・・・」

「１時間後ですね。いいですよ」

「いいんですか？」

「いいですよ」

「ありがとうございます」

「私のことは構わなくていいですから・・・」
（↑これから商品を積んで一緒にお客様宅まで配達するお客様は、行きはタクシーでご来店され帰りもタクシーで帰ると言われましたから、そんなそんなタクシー代が勿体ないですし、どうせ商品を配達しなくてはいけないので商品と一緒に配達しますと言って、さぁ行こう！としたときに飛び込みでご来店されました。お客様は、私のことはいいですからと謙遜されましたが、先にお約束をしていました）

「いやいやいやいや。送ります送ります」

そして、飛び込みでご来店されたお客様（ご家族４人）たちは、一旦お店を出られまして、私はお客様を乗せて配達に出かけました。

そして、５０分後にお店に戻ってきました。

すると、その１０分後くらいに飛び込みのお客様ご家族が戻ってこられましたので、まずはカウンセリングシートにご記入をお願いしました。

そして、体圧測定を行い、立位測定器で全身・側面測定を行いました。

すぐさま、助手にまくらデータを渡しオーダーメイド枕を作らせ、私はボディデータをお見せして説明を行いました。このボディデータ画像は、見本となりますが、人間の体型は６体型に分けるとことができるのですが、お客様の体型ラインは、お尻よりも背中が出ている「背出タイプ」でした。

（※画像データはお客様のものではございません）

２階ベッド＆マットレスコーナーへご案内致しました。

まずは、頭のてっぺんから足先に至るまでオーダーメイド枕とオーダーメイドマットレスで全身オーダーメイドの寝心地を体感していただきました。

そして、ご主人様が今お使いのマットレスは、マニフレックス・メッシュウイング。
ご主人様は、朝起きると背中が痛いのは、まくらのせいかな？というのは、本当にまくらだけなのか？マニフレックス・メッシュウイングのウレタンフォームの形状はフラットです。

まくらと眠りのお店いろはの私店長岡田の個人的考えは、フラット形状のウレタンフォームのマットレスは、柔らかすぎれば人間はお尻が一番重いのでお尻が落ち込みやすくなりハンモックに寝ている状態になり腰が痛くなる可能性がありますし、硬すぎれば人間の体は凹凸がありますから背中？お尻？のどちらかに、または背中とお尻の両方に体圧がかかりすぎていると考えられますし、ご主人様の体型ラインはお尻より背中の方が出ている「背出タイプ」なのでお尻よりも背中に圧がかかりやすいです。

ウレタンフォームのフラット形状から切り込みを入れることで、下記の画像のように人間の体の凹凸、出っ張っているところだけが沈み、支えるべきところの腰のくびれはきちんと支えてくれます。また、出っ張っているところが沈みと書きましたが、決して沈み込み過ぎない作りになっています。（※沈み込み過ぎない期間の目安は、ベッドパッドの有り無し、体重差にも影響を受けますがだいたい７～１０年です）

そして、お作りしていた体感用のオーダーメイド枕に寝ていただくことで、正常立位姿勢をそのまま寝かせた寝姿勢になり、頭の重さ約５ｋｇから解放され、重力からも解放された「０リセット」の寝姿勢ですと、椅子に腰かけてお子さんと談笑されていた奥様にご主人様の寝姿勢バランスを見ていただきました。

朝起きて背中が痛いのはまくらのせいかな？とご来店されましたが、そもそもまくらの役割は頭と首を支えることですが、どちらかと言えば首を支えるものであり、もっと言えば首を支えつつ緩めてやるものですから、オーダーメイド枕を作ったとて、朝起きて背中の痛みが取れるかは正直わかりません。

そして、オーダーメイド枕は体型を測定して体型に合わせてお作りするものですが、今お使いのマットレスの硬さに物凄く左右されますので、マニフレックスのメッシュウイングの寝心地と硬さはこんなものかな？というマットレスをベッドにセットして再度寝ていただきました。

「寝心地が全然違う！」
と言われました。

仮にオーダーメイド枕だけを作られる場合には、このマットレスの硬さで最終フィッティングを行わなくちゃいけません。横向き寝で肩が沈まなければ、その高さはまくらの高さで高さを調整する必要がありますが、このまくらの高さ調整方法は実は応急処置的な高さ調整になります。

例えば、オーダーメイド枕を作りに来て、マットレスの話をすると「マットレスなんて買いませんから！」と激怒されるお客様が稀にいらっしゃいます（苦笑）別にマットレスを買ってくれ！とは言いません。しかし、背骨は一本で繋がっているので、まくらとマットレスは対（セット）で考えることが理想です。それは、どんなにこだわりのマットレスを買ったとて、まくらの高さ一つで寝姿勢バランスは崩れますし、オーダーメイド枕を作ったとて、硬すぎるマットレスでおやすみだった場合には、背中の圧が首や肩回りの筋肉を緊張させることも考えられますし、お尻の圧が腰回りの筋肉を緊張させることもございます。また、横向き寝になった場合には、硬すぎるマットレスゆえに肩を圧迫し首や肩回りの筋肉の緊張からのコリやしびれに繋がったりしかねません。

だから、買う買わないは別として、私店長岡田は、オーダーメイド枕を作りに来た人にはマットレスのお話をしなくちゃいけないし、マットレス相談で電話予約をいただいている方には、オーダーメイド枕をお作りしてマットレスを体感していただきます。それは何度でも言いますが、背骨は一本で繋がっているからです。

そして、ご主人様は、オーダーメイドマットレスの方へと戻ってこられ、おやすみになられました。
オーダーメイドマットレスは、大キューブ・中キューブ・小キューブを組み合わせ、また肩キューブを組み合わせ１３，２００通りの配列から組み合わせていますし、もっとこだわれば、４３，２００通りの配列から組み合わせてお一人おひとりの体型に合わせてお作りしています。