熊本県八代市より肌掛けふとんをお目当てにご来店｜日本の風土に適した手引き真綿ふとんをご購入

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、×なし２代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にてどうぞ。

【熊本県八代市・ご夫婦・６０代？】

飛び込みでご来店されたお客様。

なんでもその昔に福岡市南区に住まわれていたそうで、旧姓のお名前を言われましたが、ピンときませんでした。母なら絶対に知っていると思います。奥様のお母様が、いろはふとん店（現：まくらと眠りのお店いろは）で寝具を購入されていたそうで、福岡市南区井尻にいいおふとん屋さんがあるからと、ずっと奥様がご主人に前々から言われていたそうです。

久しぶりに井尻商店街を通られて、あっ、まだおふとん屋さんがあるんだ～。懐かしいからちょっと店内に入ってみようとお立ち寄りになられたのかな？と思いながらお話しを伺っていました。

「今日は熊本県八代市からおふとんを買いに来ました」

「えええええっ～おふとんを買いに来てやんしゃったんですか？それはそれは、ありがとうございます」

たった数分前まで母が店にいたのですが何処かに行ったようですぐに母に電話をしました。

そして、数分後に店に来ました。

ご両親は熊本県八代市内、息子さんは福岡市内、娘様はご結婚されていて福岡県飯塚市にお住まいだそうです。今日はご家族で福岡で過ごされるとかで４名でご来店。後から娘様のご主人とお子さんがご来店されましたので６名となりました。

そして、母と奥様がお母様のお話をしたり懐かしんで話されていました。

今からの季節に気持ちが良い肌掛けふとんが欲しいと言われました。

ここ数年、４月後半からよく、テレビ宣伝、テレビコマーシャルで、冬は暖かく、夏はさらっと爽やかダウンケットの宣伝が目立ちますが、当店まくらと眠りのお店いろはでは、春先、夏、秋口にお使いいただくダウンケットは、あまりおすすめしておりません。

たしかに、ダウン（羽毛）が元々持っている力、吸湿性、放湿性は優れていますから汗を吸う力、汗を吐き出す力があることで調湿効果、調湿コントロールをしてくれるので、ムレにくく暖かい掛けふとん＝ダウンケット、ムレにくいので爽やかな掛けふとん＝ダウンケットとも言えるのですが、実は、ダウンケット、羽毛ふとんの側生地は、ダウンやフェザーが飛び出しにくいようにダウンプルーフ加工を施しています。すると、通気性が悪くなります。ダウン（羽毛）そのものの吸湿性、放湿性は優れているものの、側生地をダウンプルーフ加工を施す影響でダウン（羽毛）そのものが持つ力、吸湿性、放湿性は１００％発揮できません。

大袈裟に言えば、吸湿性、放湿性に優れたダウン（羽毛）をビニール袋に入れて使うようなものなので、ダウン（羽毛）は吸湿性、放湿性があるとは言え、ビニール袋を体にまとった状態では、ムレてしまうのは当然ですから、気持ち良くないふとんとなります。例えその羽毛ふとん、ブランケットが西川ブランドでも同じことです。

そんな話をしながら、春先、夏は冷房ｏｒ扇風機と併用し、秋口まで気持ち良くお使いいただける肌掛けふとんは、シルクのおふとんはシルクのおふとんでも、手引き真綿ふとんです。

全て１本の糸で繋がっているので、わた埃が出にくく、ほぼ人間のタンパク質と同じなので敏感肌の方にも優しい肌掛けふとんなのです。シルクも吸湿性、放湿性、保温性に優れていますし、手引き真綿ふとんの側生地はダウンプルーフ加工を施していないので、シルクが持つ力を力のまま１００％発揮できるので超絶、気持ちが良いのです。

そして、奥様と息子様それぞれが手引き真綿ふとんを購入されました。

娘様は毛布の触感が好きだからと毛布を購入され、お父様はタオルケットが好きだからとタオルケットを購入されました。

また、いいまくらはないかな？とも言われており、それならばオーダーメイド枕が一番ですよ！とお伝えしましたが、なんとなんと全国チェーンのオーダーメイド枕屋さんでオーダーメイド枕を作ったけど合わないと言われました。オーダーメイド枕を作って合わないと言われる方に、オーダーメイド枕の話をしてもオーダーメイド枕恐怖症になられていたりします。

オーダーメイド枕と名が付けば、どこのお店で作っても同じか？というと同じではございません。ということで、既製品のまくらを３点ほど体感してもらいました。そして、気に入ってくれたまくらが、西川・医師がすすめる健康枕プレミアムでした。当り前ですが既製品のまくらは１グラム単位、５ミリ単位でフィッティングすることは不可能ですが、まぁ～だいたい正常立位姿勢をそのまま寝かせた感じの寝姿勢バランスにはなっていますし、横向き寝になられてもだいたい寝姿勢バランスは真っ直ぐにはなっていました。

「このまくら買おっかな」
とご主人が言われ、息子さんもまくらに興味をもたれたみたいで、やはり３点のまくらを寝比べてもらうとご主人が買おっかなと言われた西川・医師がすすめる健康枕プレミアムを購入されることになりました。

そして、一段落してきたので、お茶かコーヒーでもお出ししようと尋ねたら、お孫さんがぐずりはじめたので、飲み物はいいですと言われバタバタと計算をしてお支払いいただきました。

だいたいならば、手引き真綿ふとんを広げたところの写メでも撮るのですが、撮ることもできないくらいバタバタしていました。お客様がお帰りになられた後に片付けしているところをどうにか１枚撮りましたが、なんのこっちゃという画像ですね（苦笑）

「まだまだ、私目当てにお客さんが来てやんしゃーけん、私もまだ引退はできんね」
と一人言を言われてありました（笑）

ありがとうございました。

【編・集・後・記】

ＧＷは、４日、５日の２日間をお休みしていました。まず４日の日は、福新楼に中華を食べにいきました。福新楼に食べに行くときには、ほぼ夜なので昼間の中華はなんか新鮮でした。妻と母と叔母２名で食べてきました。食べ終わり、母と叔母たちと別れて、私たちは福岡空港へ行きました。それは、月末に東京からオーダーメイド枕を作りに来られるお客様がいらっしゃるので、お客様が迷わないようにどのルートが最適かを下調べしてきました。福岡空港の国内線は人が多かったけど、国際線は10人もいなかったような・・・。免税店の売り場も２階から見えるけど、店員が３名で談笑中で客は一人もいませんでした。とんでもない世の中になっています。

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