バスタオルを腰の下に敷いて寝たら良い？とバスタオルを買いに来たお客様が高反発マットレス購入

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、×なし2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にてどうぞ。

【福岡県春日市・女性（奥様）・？？歳】

「バスタオルってありますか？」
とご来店されたお客様。

「バスタオルございますよ。ご自宅用ですか？」

「まぁ～自宅用というか、私、整骨院に通っているんだけど、腰が反り腰っていうか寝ているときに全然腰が支えられていない感じがして、それを整骨院の先生に言ったら、腰の下にバスタオルを折り曲げて敷いて寝たらしっかり腰を支えられるので腰がラクですよと言われたから・・・」

「あぁ～そうなんですね。今はベッドですか？敷きふとんですか？」

「敷きふとんです」

「ウレタンフォームのマットレスとか羊毛混敷きふとんとか綿わた敷きふとんとかですとか合繊敷きふとんとか？」

「綿わたの敷きふとんです」

「どれくらいお使いなんですか？」

「１０年近くは使っているので、本当にせんべいふとんです」

「じゃあ仰向け寝で寝ることが多いんですか？」

「寝る時には仰向け寝で寝るんだけど、横向きで寝ていることの方が多いです」

「たしかに、整骨院の先生が言われるように寝ている時に腰の隙間を埋めてやるには、タオルやバスタオルを重ねて腰の部分に敷けば腰の隙間は埋まります。でもそれって応急処置的な対応なんですよね」

「お客様も寝入りばなは仰向け寝で寝るけど、どちからかと言えば横向き寝が多いと言われましたが、もちろん仰向け寝だろうが横向き寝だろうが寝られればどちらでもいいのですが、なんで横向き寝が多いのか？を考えていくと、もちろん体の癖とか背骨の影響とかも考えられる中で、マットレスや敷きふとんの影響も考えられて、しっかり腰を支えきれていないから横向き寝が多いということも考えられるのです。どちからと言えば、日本人は仰向け寝で寝る人が多いために敷きふとんの標準サイズは２１０ｃｍですし、ウレタンフォームのマットレス（厚さ９～１１ｃｍの三つ折り、一枚もの）は２００ｃｍが標準です。ベッドスタイルってそもそもが欧米の文化なのですが、欧米人って日本人よりも身長が高い人が多く１８５ｃｍ、１９０ｃｍ、１９５ｃｍなんてざらですが、未だにベッドマットレスの標準サイズは１９５ｃｍなんです。っていうことは、欧米人って横向き寝で丸まって寝る人が多いんです。

当店まくらと眠りのお店いろはも、仰向け寝でも横向き寝でも寝られればどちらでもいいというスタイルですが、腰に負担がかからない寝方や呼吸がスムーズに大きくできるのは実は横向き寝よりも仰向け寝なんです。但し、いびきをかく人は、横向き寝をおすすめします。

「じゃあ私に合う敷きふとんってどんなのかしら？」

「時間あります？」

「え～まぁ～多少は」

「２階がベッド＆マットレスコーナーになっているので階段を上がってもらわんといけんとですが大丈夫ですか？」

「はい。大丈夫ですよ」

そして、２階ベッド＆マットレスコーナーへご案内しました。

「当店まくらと眠りのお店いろはでは、体型を測定してマットレス、オーダーメイド枕をご提案していますが、お客様の背格好からしてお客様に合うマットレスはこれです」
と紹介させていただいたマットレスは、西川ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オリジナルマットレスＷＡＶＥ・Σ（レギュラー）でした。

ちょっと寝て見て下さいと言い、まくらをご用意して仰向け寝で寝て頂きました。マットレスに求められるのは、体圧分散性と寝姿勢保持ですが、お客様の寝姿勢バランスを見たところばっちりです。それから横向き寝になって下さい。首から下はばっちりです。首から上はまくらの役割になるので・・・。

フィットラボ・オリジナルマットレスＷＡＶＥ・Σ（ウェーブ・シグマ）は、３層構造の作りになっており、上層部が柔らかく体を包み込む体圧分散性ゾーンで中層部がやさしい反発で沈み込みを抑え、中層部と連動し下層部が寝姿勢保持ゾーンで体圧をバランスよく受けとめます。また湿気を逃がしやすいようにモノグラムスリット、下層部に通気口を設けている至れり尽くせりのマットレスです。まさに、ムアツふとんからの進化系マットレスなのです。仰向け寝では腰をしっかり支えられるし、横向き寝では肩を圧迫しないように沈めてくれます。

さらに、腰をもっとしっかり支えたい！ということであれば、からだリラックスサポートバーを挿入することでもっとしっかり腰を支えられます。お尻の下、膝裏、足首に、からだリラックスサポートバーをセットしました。しかし、挿入した時にはさほど分からないのですが、からだリラックスサポートバーをお尻の下、膝裏、足首の順番で抜いていくと・・・。

「あぁ～全然違いますね」

からだリラックスサポートバーを体感した人の９割は、抜くと「からだが寂しい」と言われます。お客様もまさに、からだに寂しさを感じられた様子です。寂しい思いをさせたくないとまた、からだリラックスサポートバーをお尻の下、膝裏、足首にセットすると「あぁ～気持ちいい」と笑みがこぼれました。しかし、からだリラックスサポートバーの寝心地を知らないなら知らないでこのマットレスは体圧分散性と寝姿保持はばっちりなのですが、より腰をしっかり支えたいとなると、からだリラックスサポートバーは西川ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボマットレスの必須アイテムなのです。当店まくらと眠りのお店いろはで西川ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・シリーズのマットレスを購入される方の９割以上は、からだリラックスサポートバーもセットでお買い上げされます。

そして、からだリラックスサポートバーを敢て、腰にセットしました。たしかに腰のところに挿入すると腰が伸びたような状態になり気持ち良いんです。でも、気持ち良いと思うのは２～４０分です。それを過ぎると腰が反ったような状態が長時間続くことになるので長い目で見るとあまり宜しくないと考えるのがまくらと眠りのお店いろはの考えなのです。

西川フィットラボ・シリーズのマットレスは、オーダーメイドマットレス、プレミアム・オーダーメイドマットレス、オリジナルマットレスＣＵＢＥ・Ｋ（キューブ・ケー）ハードｏｒレギュラー、ＷＡＶＥ・Ｔ（ウェーブ・ティー）ハードｏｒレギュラー、ＷＡＶＥ・Σ（ウェーブ・シグマ）ハードｏｒレギュラーの８種類です。

たかだか８種類のマットレスでもお客様の体型に合わないマットレスがあるのです。そして、合わないマットレスにも寝て頂き、仰向け寝、横向き寝と寝返りをコロコロ打ってもらいました。

「あぁ～全然違いますね」

「でしょう」

「このマットレスっておいくらするんですか？」

「○万円です」

「結構な良いお値段なんですね」

「ウレタンフォームのマットレスは、西川の商品でシングルサイズで２万（税抜き）から置いていますが、このくらいの価格帯のマットレスは、点で支えるウレタンフォームマットレスの入門編みたいなものなので、体重が３０キロの人だろうが１００キロ近くある人だろうがとりあえず点で支えるマットレスの寝心地とはこんなもんですよというランクの商品なのです。同等の価格帯のウレタンフォームのマットレスもネットではよく販売されていますが、西川の全ての商品においては西川品質という品質にこだわっておりある程度の品質をクリアしたレベルのもので作りこまれていますので、新品の時にはそう分からないかもしれませんが、１年、２年、３年と使っていくなかで品質の差が出てくるのです。

「そして、お客様が今寝られているマットレス（ＷＡＶＥ・Σ（ウェーブ・シグマ））は、お客様には合うマットレスですが、私店長岡田には合わないマットレスなのです。このクラスのマットレスから当店まくらと眠りのお店いろはではお一人おひとりに合うマットレスをお選びしております」

「そうなんですね」

「で、綿わたふとんなどは昔から掛け５年、敷き３年で打ち直しをしていかないとすぐにせんべいふとんになるんです。また敷きふとんの厚みも最低８センチはないと仰向け寝では底付き感を感じたり、横向き寝では肩を圧迫する原因にもなるんです。もちろん未だにふとんは綿わたじゃないとと言われる方もいらっしゃいますが、今の住宅環境やお客様の年齢などから考えると、お手入れ方法がラクで寝心地が良くてとなると、ウレタンフォームの点で支える、面で支えるマットレスに軍配が上がります」

「へ～」

「もうここまでお話しさせて頂きましたからついでに申しますと、ウレタンフォームのマットレスにシーツをしてそのままももちろん眠れますが、実は私たちは寝ている間にコップ一杯の汗をかくと言われていますが、その汗の吸湿性が悪いとおふとんの中の湿度が上がり寝苦しくなったり寝返りが増えたり、冬場でもおふとんを蹴っ飛ばす回数が増えたりします。綿わた敷きふとんは、側生地は綿サテン１００％、中わたも綿１００％で汗をしっかり吸ってくれますから、汗の問題は大丈夫なのですが綿わた敷きふとんは吸湿性には優れているけど放湿性が悪いので中に湿気をため込んでしまいますから天気が良いときに綿わた敷きふとんを天日干しすると湿気が飛んでフカフカのおふとんに戻るのですが、冬場なんかは天日に干せない時期が長くなると、しとっ～とおふとんがして冷やっとします。ウレタンフォームのマットレスは、汗をため込むことは綿わた敷きふとんみたいにはないのですが、所詮は石油化学製品ですので熱がこもりますし、おふとんの中の快適な温度湿度（寝床内気候）があり、暑い夏だろうが、寒い冬だろうが、気持ち良い春だろうが、心地よい秋だろうがどの季節も温度３３度±１度、湿度５０％±５％なのです。もちろん、お部屋の室温も大切ですが、同じくらい大切なのが寝床内気候なのです。その汗を吸って（吸湿性）吐いて（放湿性）快適な温度と湿度にする役割がベッドパッド（マットレスパッド）なのですが、素材がウールやキャメルが一番望ましいので、ウールベッドパッド、キャメルベッドパッドをマットレスの上にセットして専用シーツをセットして寝て頂くと、これでようやく完璧な寝床（敷き寝具）の完成になるのです。但しウールパッドパッドと名が付けばどれも同じではないので目利きが必要です。

実は、もう既にマットレスにはウールベッドパッドをセットして寝ていただいておりました。逆にウールベッドパッドを取って寝て頂きました。

「あぁ～全然違いますね」

「そうなんですよ」

「じゃあこれが私に合っているマットレスなのですね？」

「ちゃんと合っているマットレスと言われれば、測定をきちんと行ないオーダーメイドでマットレスをお作りしますが、既製品のマットレスの中だったらＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オリジナルマットレスＷＡＶＥ・Σレギュラー（ウェーブ・シグマ）がお客様には一番合っていますよ」

「もう年齢も年齢だからオーダーメイドまではちょっとね・・・。マットレスも体感できてここまでしっかり説明までしてもらえたので購入します。」

「えっ、いいんですか？」

「はい。いいですよ」

「ありがとうございます」

「あっ、マットレスって重たいですか？」

「えっ、まさか朝起きたら押し入れに入れます？」

「んんん～どうだろう」

そして、お客様がマットレスを抱えられました。

「あっこれくらいの重さですね。大丈夫大丈夫」

「いやいやいやいやいや、このマットレスを毎朝押し入れに入れるのは絶対にしんどいですって。朝起きられたら三つ折りに畳んでお部屋の隅に置くくらいの感じで・・・そうやないと疲れますって」

「そうかしら？」

「そうですって」

「じゃあ分かりました」

「もちろん、バスタオルはもういりませんよね？」（笑）

「バスタオルはいらない」（笑）

「私、車とか持っていないんだけど配送料っていくらくらいかかります？」

「配送料ですか？無料です」
※配送料無料は、いやらしい話ですが金額によります。（福岡市内はもちろん、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、山口県まで配達無料実績あり）

「えっ、いらないの？このご時世に？」

「はい。配送料無料で自分で販売したものは、自分の手でなるべくなら配達したいと思っていますので私店長自らが配達しましセッティングも行ないます。マットレスを購入されることによって使わなくなるおふとんなどもございましたらそれも１枚～３枚までだったら無料で引き取りますがお客様の場合は３枚で不要の寝具を無料処分します」

「そうなんですか？」

「はい。処分のあるなしは今決めなくても配達したときに言ってくれれば大丈夫です」

「配送は９月に入ってお願いしたいんですけど」

「あぁ～いいですよ」

ありがとうございました。

【編・集・後・記】

夏休みドラマスペシャル（２０２１年）で「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が最終回を迎えました。いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうも北の国からみたいにずっと続いていけばいいのにと思いました。杉原さんの急な塩対応の口調ってなんなん？と思っていたら、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうのドラマを相当深掘りしている人がいてその人が書いているのを感心して読みふけっていましたが、唯一、音ちゃん（有村架純）が心許せるのが練君だったので（高良健吾）練君だけにはその口調になったとか・・・。また脚本が坂元裕二さんで坂元さんがよく使う手法のどうのこうの、もう世の中には本当に凄い人が沢山いるもんだ！と思いました。いかに、自分が薄っぺらい人間か・・・（苦笑）やばいっす。

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