からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川:体圧測定/立位測定(全身・側面)システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
【福岡県福岡市中央区・女性(奥様)・60代】
3週間ちょい前にふらっとご来店されました。
「綿わたの敷きふとんありますか?」
「綿わた敷きふとんは在庫を抱えていませんが、お作りすることはできますよ」
「作ってもらおうかな・・・」
と言われました。
仕立て伝票にお名前、ご住所、お電話番号などをお聞きしました。
すると、福岡市中央区にお住まいとのこと。
「ええええええっ~中央区から来んしゃったとですか?」
「仕事が今はこっちに来ているので・・・。商店街をぶらぶらしてたら、布団屋さんがある~と思って入って来ました。」
「ありがとうございます」
「今はほんと、布団屋さんも少なくなりましたよね~」
「そうですね~。たしかにふとん屋さんも少なくなっています。」
「私は昔の人間だから、今のおふとんも良いんだろうけど、でもやっぱり私は綿のおふとんが好きなんです」
「わかります。綿好きな人は今でもおんしゃーけんですね」
で、お客様は井尻で働いているわけではなく、大橋で働いてらっしゃとかで、それなら仕事終わりに当店まで来られたら一緒に乗せて行きますよと約束をしていました。
そして、綿わた敷きふとんが仕立て上がってきたので、当店まくらと眠りのお店いろは店内で最終チェック。ふとんの側生地は、19世紀のイギリスのデザイナー:ウィリアムモリス「柳の枝」
ウィリアムモリスは、近代デザインの父と言われています。
あまり、知られていませんが、綿わたふとんは機械入れと職人が一枚一枚仕立てる手入れがございますが、まくらと眠りのお店いろはの綿わた仕立てふとんは全て職人が一枚一枚手入れして作る職人仕立てにこだわっています。
敷きふとんの側面の右面か左面に手縫いで縫われていたら、それは職人さんが手入れして作った、綿わた敷きふとんとなります。
一見下の画像のように縫われていると、綺麗な縫製だわ~と見えるのですが、実は機械入れなので職人さんの思いは詰め込まれていません。但し、職人さんもかなり少なくなっているので、先々は当店も分かりませんが・・・。2019年10月現在はまだまだ職人仕立て継続中です。
本日、お客様と綿わた敷きふとんを積んでお客様宅へ。天気も良かったのでまさに配達日和でした。福岡都市高速をカッ飛んで走りました。
福岡都市高速を走っていると、那の津と荒津に架かる斜張橋「荒津大橋」があり、私はここを通る度に運転しながら足がすくみます。でも、足がすくんだことをお客様に悟られまいと平然とした顔でお客様との話を続けました(苦笑)真っ正面の車の上に見えるのが、福岡ヒルトンシーホークです。その手前にヤフオクドームがあります。
西公園で降りると、お客様宅はすぐでした。
綿わた敷きふとんは、玄関渡しとなりました。ありがとうございました。